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世界総人口、70億人突破へ 国連白書

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【ニューヨーク=弟子丸幸子】国連人口基金(UNFPA)は26日、2011年版「世界人口白書」を発表し、世界総人口が今月31日に70億人を突破すると宣言した。今世紀末までには「100億人時代」が到来すると予測。21年にはインドの人口が中国を抜き、世界1位となると推定した。白書は「70億人の世界」をテーマに、人口増がもたらす資源・水不足や都市化、高齢化の進行に警鐘を鳴らした。

11年現在の国別人口の上位3位は、1位が中国で13億4760万人、2位がインドで12億4150万人、3位が米国で3億1310万人。日本は1億2650万人で10位だった。

国連推計によると、インドの人口は21年に約14億人となり、この段階で中国を約1千万人、上回って世界1位となる。中国は50年までに人口減に転じる一方、インドは60年ごろまで増加が続き、17億人まで到達すると予測した。

世界総人口は50年に93億人、2100年までに100億人を上回る見通し。地域別では現在、最大割合の6割を占めるアジアが50年前後をピークに減少すると予測。逆にアフリカが急増し、アジアの人口増加率の2倍以上に相当するペースで伸びるとした。アフリカの人口は現在の約10億人から2100年には約36億人になると推測している。

今年の白書では、現在の人口動向には(1)高齢化(2)都市化(3)移民の増大――など6つの傾向があると指摘し、水や資源不足など様々な課題を引き起こすと警告した。

世界人口に占める60歳以上の割合は現在約13%だが、50年には約26%に倍増し、世界的な高齢化が進むと予測。途上国における高齢者のケアを重要課題に挙げた。現時点では若年層の失業率の高止まりが起きており、失業問題が「アラブの春」など政治変革の原動力になると分析。海外に活路を求め、移民が増加するとした。

途上国の経済発展によって地球規模での都市化が進行する一方、貧困層が都市から追い出されて周辺にスラムが増加すると懸念、各国に入念な都市計画を促した。水・資源問題では、人口増と気候変動がアフリカの飢饉(ききん)をもたらしているとし、エジプトで水不足が起きる可能性にも言及した。

白書は「人口70億人の一里塚は、成功と挫折と矛盾に特徴付けられる」と指摘した。貧困国では出生率の高さが「開発の停滞」と「貧困の長期化」の悪循環を生み、先進国は労働力不足による「経済の停滞」が生じていると分析。喫緊の課題として、貧困国の人口増を押さえるため、避妊対策、性教育、女性の隷属的立場の解消が不可欠になると強調した。

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