衆院選の議席確定、自民294 民主57・維新は54
16日に投開票された衆院選の全480議席が17日午前、確定した。自民党は最終的に294議席となり、現行制度では2005年の296議席に次ぐ大量当選を果たした。民主党は57議席で選挙前の230議席を4分の1に減らす歴史的な敗北。第2党が2桁議席にとどまる異例の結果になった。初の国政選挙に臨んだ日本維新の会は54議席で民主党に迫る第3党に躍進した。
公明党は10議席増の31議席。自民、公明両党合わせて325議席となり衆院再可決が可能となる定数の3分の2以上を確保した。
みんなの党は選挙前から10増やして18議席。日本未来の党は小選挙区で2議席、比例代表を含めても9議席にとどまった。このほかの獲得議席は共産党8、社民党2、新党大地1、国民新党1、無所属5となった。