直嶋経産相が首相支持 護憲派グループは自主投票
直嶋正行経済産業相は3日の閣議後の記者会見で、民主党代表選で「菅直人首相を支持しようと思っている」と表明した。「内閣の一員であり、成長戦略などを実行していくのが私の役割だ」とも述べた。
民主党の近藤昭一衆院総務委員長など護憲派の中堅・若手議員でつくる「リベラルの会」は3日の国会内での会合で、党代表選に自主投票で臨むことを決めた。同会は平岡秀夫内閣府副大臣など菅直人首相に近い議員が大半を占めるものの、数人が小沢氏支持を決めているため一本化できなかった。会合には約10人が出席した。
また、同党の樽床伸二国会対策委員長は3日午前、6月に実施した前回の党代表選で同氏を推した議員との会合で、今回代表選では小沢一郎前幹事長を支持する考えを表明した。樽床氏は鳩山グループに所属しているが、約20人の独自の議員グループも立ち上げている。議員グループとしての対応は未定。