ヤンマー、持ち株会社制に移行 4月1日付で
ヤンマーは17日、4月1日付で純粋持ち株会社制に移行すると発表した。持ち株会社「ヤンマーホールディングス(HD)」を新設し、傘下に産業用エンジンと農業機械を手掛けるヤンマーなど4つの事業会社を置く。各事業会社が迅速な経営判断をしやすい体制に切り替える。
ヤンマーHDにはヤンマーのほか発電機、建設機械、工作機械の事業会社をぶら下げる。ヤンマーHD社長にはヤンマーの山岡健人社長が就き、各事業会社の社長は2月下旬に決める。
同社は2015年度に売上高を7000億円、海外売上高比率を50%超にする中期経営計画を掲げている。グループ全体の経営戦略を持ち株会社が担い、事業の意思決定は各事業会社に任せて海外展開を加速する。