小池氏、都民ファースト代表辞任 「知事に専念」
小池百合子知事は3日午前、都内で記者会見し、「知事に専念する。代表は(当初、代表だった)野田数幹事長に戻したい」と述べ、6月1日から務めていた「都民ファーストの会」の代表の座から3日付で降りることを明らかにした。今後、都民フの別の役職に就くかは検討するという。
地方自治体は首長と議員をそれぞれ選挙で選ぶ「二元代表制」を採用し、相互に権限をチェックする。小池氏が知事と都議会第1党のトップを務めることによって「議会のチェック機能が失われる」との指摘があった。小池氏は「二元代表制でみなさんから懸念があることを想定した」と説明している。