昨年8月に女優堀北真希(27)と結婚した俳優山本耕史(39)が、フジテレビ系「OUR HOUSE」(4月スタート、日曜午後9時)で、夫になって初めて連続ドラマにレギュラー出演することが10日、分かった。新婚の山本が演じるのは、14年度下期のNHKテレビ小説「マッサン」の主演女優シャーロット・ケイト・フォックス(30)の夫で、女優芦田愛菜(11)の父親というジャズのサックス奏者。芦田演じる中学1年生の長女・桜子ら4人きょうだいを持つが半年前に妻を亡くし、仕事先米国でシャーロット演じる米国人女性アリスと知り合って交際0日で電撃結婚する。ちなみに堀北とは交際約2カ月でゴールインした。

 山本演じる伴奏太(ばん・そうた)は、そこそこのサックスの腕前とお気楽な性格が持ち味。突然、日本に連れられてきて困惑するアリスと、家族を守るために“鬼軍曹”に徹する桜子の間にはさまれても、のほほんと見守っている。山本は「あまり物事を深く考えない。だから反面教師で、娘の桜子がしっかり者に育っている(笑い)」。

 「OUR HOUSE」は芦田とシャーロットがダブル主演。山本は、芦田とは10年4月期の日本テレビ系「Mother」以来6年ぶり、シャーロットとは初の共演だ。「愛菜ちゃんは大人になりましたね。愛菜ちゃんとシャーロットさんという2人の女優さんのぶつかり合いを、一番間近で見られるので楽しみ」と2人の主演女優との演技を楽しみにしている。

 脚本の野島伸司氏(53)は山本の出世作「ひとつ屋根の下」を手掛けた。19年ぶりの野島ドラマ出演に「ドラマの原点を感じていただければ」と話している。