マリナーズ・イチロー外野手(37)が22日、スカイマークスタジアムで昨年のパ・リーグ本塁打王、オリックスT-岡田外野手(22)と合同自主トレを行った。T-岡田のフリー打撃中には“球拾い”として右翼の守備位置に入ったが、頭上を超える打球を笑って見つめた。「びっくりした。なかなか日本人にいない感じなんで。ステップしないで打つのとか。(打球が)落ちてこないからね。力だけでなく、バットに力が伝わらないとああいう打球、出ない。2年前と?

 全然違う。自信があるのがみなぎってる」。2年ぶりにタッグを組み、本塁打王になった22歳の成長ぶりに目を見張っていた。64スイングで柵越え17本のT-岡田に対し、自らも100スイングで29本と鋭い打球を披露した。