東京大学文学部現代文芸論研究室+日本ユダヤ学会 共催

講演会

現代イスラエルを代表する作家
アブラハム・B・イェホシュア氏

 イスラエルに生きる作家の《非文学的》現実
The Non-Literary Reality of the Novelist in Israel
(通訳付き)

日時:2012年10月9日(火)/午後4時~6時
場所:東京大学 山上会館2階201・202会議室


入場無料、事前登録不要。ただし会場は50名程度の比較的小さな会議室ですので、万一、満席の場合は、立ち見をお願いすることもありますので、予めご了承ください。専門的関心をお持ちの方のご来聴を歓迎します。

開会の挨拶 市川裕(東京大学文学部教授・宗教学)
作品朗読 A.B.イェホシュア+母袋夏生 (ヘブライ文学翻訳家)
司会 沼野充義 (現代文芸論)


講師プロフィール

 アブラハム・B・アブラハム・B・イェホシュア氏 イェホシュア(Abraham B. Yehoshua, יהושע.ב.א )氏は、現代イスラエルを代表する作家の一人。1936年、中東歴史学者の父と、モロッコから20年代に移民してきた母との間に、イスラエル第5世代スファラディとしてエルサレムに生まれる。兵役後、エルサレムのヘブライ大学で哲学とヘブライ文学を修め、イスラエル北部のハイファ大学で長年ヘブライ文学と比較文学を教え、現在は同大学文学部名誉教授。初期には寓意性の強い短・中編を、70年代後半からは長編を発表。作品の多くが演劇化、映画化されている。
 イスラエル文学界の長老として、かつオピニオン・リーダーとして、アモス・オズやD・グロスマンとイスラエル国内外に発信し続けている。
 作品の日本語訳としては、『エルサレムの秋』(母袋夏生訳、河出書房新社、2006年)がある。  




山上会館への案内図


  • 交通:地下鉄丸ノ内線・大江戸線「本郷3丁目」、南北線「東大前」、千代田線「根津」下車。いずれも徒歩約10分。
  • 山上会館(さんじょうかいかん)は東大正門・赤門から徒歩約5分。正門から安田講堂(時計台)に向かって進み、その右脇の坂を少し下ってから右に曲がり、坂を登ったところに正面玄関があります。構内地図をご参照ください。




問い合わせ先
現代文芸論研究室
tel & fax:03-5841-7955、e-mail:genbun×l.u-tokyo.ac.jp(×を半角@に変えてください)