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呼子星

  • よびこほし
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  • 平均評点

    60.0点(1人)

  • 観たひと

    6

  • 観たいひと

    1

  • レビューの数

    1

基本情報

ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1952
公開年月日 1952/2/15
上映時間 82分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング
アスペクト比
カラー/サイズ モノクロ
メディアタイプ
音声
上映フォーマット

スタッフ

監督吉村廉 
脚本笠原良三 
撮影峰重義 
美術佐藤忠夫 
音楽永津義司 

キャスト

出演三益愛子 前田民子
三橋達也 高松新吉
松島トモ子 みどり(少女時代)
星美智子 みどり(娘時代)
岡村文子 まさ(新吉の母)
小林桂樹 寺崎祐二
朝霧鏡子 寺崎孝子
吉井莞象 寺崎伯之輔
香住佐代子 寺崎園子
宮崎準 牧(祐二の友人)
浦辺粂子 とき子
見明凡太朗 石川(番頭)
春本富士夫 清之助
伊丹秀子 伊丹秀子
広沢虎造 源さん
寿々木米若 寿々木米若

解説

脚本は「黄金獣」の笠原良三、監督は「母子船」の吉村廉に濱野信彦が補佐し、「馬喰一代(1951)」の峰重義が撮影に当たっている。出演者は「瞼の母(1952)」の三益愛子、「群狼の街」の三橋達也と星美智子、「のど自慢三羽烏」の小林桂樹ほか、伊丹秀子、広沢虎造、寿々木米若などの浪曲師が特別出演している。

あらすじ

昭和五年の頃、前田民子は寿々木米若の曲師として恋人新吉のいる故郷新潟へやって来て、土地の呉服問屋の彼の両親に結婚の許可を求めたが許されず、二人は手に手をとって東京へ逃れ、貧しいながら幸福な生活で、みどりという愛児をもうけた。が、やがて新潟の両親の心もとけ、親子三人が帰郷という直前新吉は交通禍で死に、新潟の両親はそれを民子のせいにして恨んだ。みどりさえあればと民子は隣家の親切なすしやの源さん夫婦にはげまされ流し芸人をして生活をたてていたが、みどりの大病で借金ができ、そのため再び昔馴染の清さんの一座に加わって旅巡業へ出た。その間に民子は無理に言い寄る清さんをあやまって汽車からつき落とし、罪に問われ二十年を獄窓に過した。みどりは新潟に引きとられ成人したが、刑期を終わって出て来た民子はその消息を知ることも出来なかった。すっかり成功した源さんの家へ引取られ生活しているうち、店の常客寺崎祐二がみどりの婚約者であることを知った。みどりは民子を自分を棄てた無情の母と思い込んでいるし、民子は自分の前科が二人の幸福の邪魔になってはと家出した。しかし事情を知ったみどりは自前の無理解を後悔し、一生懸命民子の行方を探した。そしてみどりの結婚式には民子の幸福そうな姿が見られた。

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