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アスファルト混合物の紹介

低炭素アスファルト(中温化アスファルト混合物)

中温化アスファルト混合物とは、アスファルトの粘度を一時的に低下させる中温化技術を用いて、製造・施工温度を通常よりも低減させることができる加熱アスファルト混合物です。中温化アスファルト混合物は、通常の加熱アスファルト混合物と同等の品質を確保でき、製造温度を低減することで、骨材の加熱に必要な燃料消費量が減少し、CO2排出量を削減します。製造温度を160℃から130℃に低減した場合には、14%程度のCO2排出量を削減できます。
中温化技術には、フォームドアスファルト、専用の特殊添加剤、中温化アスファルトを用いるものがあります。
アスファルト混合物の製造温度とCO2排出量の関係例

水を通す舗装(ポーラスアスファルト混合物)

ポーラスアスファルト混合物は、20%程度(通常の密粒度混合物は4%程度)の空隙率を有しており、水を浸透させることができるため、雨天時の視認性向上が図れる他、騒音低減効果も有しています。
水を通す舗装(ポーラスアスファルト混合物)
ポーラスアスファルト混合物の雨水浸透機能

降雪、凍結初期に凍結を抑制する舗装(凍結抑制混合物※)

※ロードヒーティング凍結抑制剤散布、除雪のような消雪効果は得られません。

凍結抑制混合物

黒くない舗装(自然色混合物)

自然色混合物

天然砂利や山砂(真砂土)等と脱色アスファルトを使用した混合物で、骨材の色を自然な形で生かしたもので、周辺との色の調和が図れます。