岸田文雄外相は5日、米ニューヨークの国連総会第2委員会で、日本が提案していた「世界津波の日」を定める決議が採択されたことを受け、「一人でも多くの尊い命が津波から救われるよう貢献していく」とする談話を発表した。談話の詳細は以下の通り。
12月5日(現地時間4日)、ニューヨークの国連総会第2委員会で、「世界津波の日」を定める決議がコンセンサスにより採択されたことを大いに歓迎します。
この決議は、第3回国連防災世界会議および持続可能な開発のための2030アジェンダのフォローアップとして、日本をはじめ142カ国が共に提案し、11月5日を「世界津波の日」として制定するものであり、大きな意義があります。この決議により、世界中で津波の脅威についての関心が高まり、その対策が進むことを希望します。
日本としては、この決議の実施を通じて、世界の一人でも多くの尊い命が津波から救われるよう貢献していく考えです。