... 里見氏の本拠を竹林(高林)郷とする研究もある。このほか、鎌倉時代から室町時代にかけて諸国に分かれた里見氏がある。出羽里見氏、美濃里見氏、越後里見氏、榛名里見氏(仁田山里見氏)などである。「里見氏の発祥から室町時代まで」里見氏の起こり安房里見氏 ...

... 里見氏に投す〇十一月足利藤氏里見氏の許に在り書を小山秀綱に送り古河の恢復を依頼す〇里見義弘正木時通して兵て謙信の軍に厩橋に會せしむ〇歳原式部大輔胤貞小弓城を取返す三月謙信歸國〇十一月武田信玄北氏康と共に武州松山城園む〇同月謙信関東に出陣 ...

... 里見氏が足利氏の紋を用ふるのは異様に感ぜらるるのである。併し之は常時の風習で、里見氏に限らず中には新田氏を稱しながら、ニッ引兩の紋を用ひた者もある。それには深い因縁もない、唯だ新田氏は滅びて足利氏がえたから、其時代には二引雨の紋のみが ...

... 里見氏の栄枯盛衰しらはまじょう里見氏最後の居城となった館山城ライバルは小田原北条氏戦国時代の房総には小国の安房から興り、小田原の北条氏と関東の覇権を争うほどに成長した戦国大名が登場した。それが里見氏である。里見氏は、平安時代末期に清和 ...

... 里見氏の本城でした。天文の内訌で嫡流が変わり、後期里見氏が始まります。城址には戦国時代前後の貴重な遺構が残されています。オススメ立ち寄りスポット水堀や石垣が復元された公園で、往時に想いを馳せ散策してみては 49 御城印に描かれている大手門は ...

... 里見氏の抗争が本格化していた。もともと房総の大豪族は千葉氏であった。ところが千葉利胤が里見氏との争いで戦死し、佐倉の千葉親胤と銚子・飯岡の海上胤富(親胤の兄)が里見氏に対抗していた。親胤は氏綱の娘と婚姻して親北条路線を打ち出すが里見氏水軍 ...

... 里見氏の傳記に就ては固より多く知る所なきなり。されど我が小さき文庫に存する他の舊記に依りて其大概を案ずるに馬琴の八犬 ... 里見氏。歴史と小説の調和。(八)小説の題目としての里見氏(三)に至つては如何なる僻村の讀書生も亦其名を聞かざるもの無さに ...

... 里見氏は北條氏に將來打勝つ事は出くなってしまった。此一戰に依って、里見氏は一つて、里見氏は一時勢力衰へた頑先の餘徳に依ってほ居る。北條氏も又里見氏にほ城す奮顔を維持し、機を得て北條氏を打たうとして居る。北條氏もる防禦は少しも怠らない川越 ...

... 里見氏に當り、里見氏の兵と峙して勝敗を争ひ、間隙の乗すべきあれば勇進邁往して其領土を侵寇せり。されど里見氏の勢力優勢にして天文二十一年に里見義堯、推津城を陥れて漸次勢を上線に振ひ、弘治三年相州三浦半島襲撃を試み三崎の城ヶ島に陣して北條氏 ...

... 里見氏家臣である正木憲時と会談、その結果 8 月までには北条氏対策としていわゆる「甲房同盟」が締結され、 9 月には里見氏は上杉謙信との関係を正式に絶った。これによって里見氏は一時的な安堵を得た。北条・武田両氏の和解後は武田・里見両氏の間の ...