... 他戸親王を産む。他戸親王出産に関しては前近代の女性としてはあまりにも高齢であるため、他戸親王の年齢を記載した『水鏡』の記事、「宝亀三( 772 年)十二(歳)になる」を「二十二(歳)」の間違いとして他戸親王出生を天平勝宝 3 年( 751 年)、つまり井上 ...

... 他戸親王は歴史に翻弄されることになったのである。井上皇后が光仁天皇を呪い殺して謀反を起こそうとしたのは本当だろうか。井上皇后は当時皇后の地位にあり、しかも自分が産んだ他戸親王は皇太子の地位にあった。夫の光仁天皇は既に六十四歳であるから ...

... 他戸親王. ぶねいおう不在の場合は女王)の中から卜定(占いにより事を決めること)され、二年間かけて潔斎(身を清めること)した ... 他戸親王を儲けた。当時は天武系が実権を握る時代であり、白壁王に皇子が誕生しても皇位継承に関わることはなく、この結婚は ...

... 他戸親王が皇太子となった。皇后に井上内親王を立てること、皇太子に子の他戸親王を立てることは、「天智系の光仁天皇に立てる条件」の中に盛り込まれたのだろう。おそらくここで、親天武派(反藤原派)と「手打ち」をしたのだろう。他戸親王が即位すれば ...

... 他戸親王は同日に同じ幽閉先で逝去したが、他戸親王の実姉(桓武天皇の異母妹にあたる)酒人内親王を妃として、朝原内親王を儲けた。天応元年 4 月 3 日( 781 年 4 月 30 日)には父から譲位されて天皇に即き、翌 4 日( 5 月 1 日)には早くも同母弟の早良 ...

... 他戸親王を廃して山部親うまかいしきけももかわその路線に沿って他戸親王が皇位につけば、ふたたび南都六宗の勢力が高まってくる。活動させ、かれの弟の早良親王を僧侶にして東大寺を支配させようともくろんだ。さわら野新笠とのあいだの子供のうち山部 ...

... 他戸親王こうにん光仁天皇の皇太子として有力な皇位継承者であったが、突然、母の井上皇后と幽閉され、母とともに急死している。たちばなのたいふ橘大夫(橘逸勢)たちばなはやなり•平安時代の官人橘逸勢。別の親王を皇太子にしようと画策するも、逮捕され ...

○他戸親王が廃嫡され、その代わりとして皇太子となった。 4 代・光仁天皇は即位後、皇子・他て母戸~戸親王を皇太子にした。しかし、そのいのえないしんのうぶねいおう百済の武寧王の子孫と称する渡来系やまとうじ氏族・和氏出身の高野新笠である。たかの ...

... 他戸親王は、同いのえないしんのうおさしんのうおま二人に無実の罪をきせて皇后と皇太子の地位を取り上げ、ろう屋!こうたあふたりこうごうつみ井上内親王と皇太子の他戸親王がじゃまになりました。そこで、こうたいないしんのうおさべいのえそのころ政治 ...

... 他戸親王を皇位につけるため光仁天皇を呪詛したとして皇后を廃された。また、他戸親王も皇太子を廃された。おさべやまべ翌年(宝亀四)正月、光仁天皇は山部親王(次の桓武天皇)を皇太子に立てた。また、同年、天皇は井上内親王と他戸親王を大和国宇智郡に ...