衝撃の展開!

 これまで、プレイステーション・ポータブル(以下、PSP)向けに開発が進められていた『GOD EATER 2(ゴッドイーター2)』(以下、『GE2』)が、なんとプレイステーション Vita(以下、PS Vita)でも発売されることが決定。今回は、気になるPS Vita版の詳細 と、新要素“無線システム”を始めとした最新情報をお届けしよう。

■PS Vita版はどうなる?
・グラフィックが超美麗に
PS Vitaの解像度に合わせたグラフィックを用意。前作に登場したアラガミも、美しく生まれ変わる。

・操作性をPS Vitaに最適化
ハードの特性に合わせて、操作性を調整・最適化。それぞれのハードで、最高のプレイ環境を提供する。

・もちろんPSP版とマルチプレイが可能
PS Vitaどうしはもちろん、PSPともマルチプレイが可能。両ハードが混ざっていても、問題なくプレイできる。

・アドホックパーティにも対応予定
プレイステーション3の通信機能を利用して全国のプレイヤーと遊べる、アドホックパーティへの対応も予定。

・前作からのデータ連動が可能
PSP版ともに、前作『GOD EATER BURST(ゴッドイーターバースト)』からのデータ連動に対応。

▲PS Vita版の美しい画面が目を引くが、ゲーム内容でPSP版との差異はない。

新要素・無線システム

 プロジェクト発表から間もなくして、長い沈黙状態に入っていた本作。2012年7月26日発売
の本誌にて“新生”『GE2』として再始動を発表し、多くの新要素が準備されていることが開発者の口より語られた。今回は、その新要素のひとつである“無線システム”に迫っていく。

▲竹田ヒバリ(声:伊藤かな恵)
「みなさんとともに戦えることを誇りに思います!」
神機使いを目指す彼女とのキャラクターエピソードはあるのだろうか?

■ミッションでの戦況変化をヒバリ嬢がナビゲート!
無線システムとは、オペレーターである竹田ヒバリ嬢が、ミッションの進捗状況や新たなアラガミの乱入といったミッション中の戦況変化を、音声と字幕でナビゲートしてくれるというもの。乱戦になりがちだったミッションも、この通信によって状況を確認しつつ、能動的に対応できるようになるのだ。また、ミッションに参加している仲間NPC(ノンプレイヤーキャラクター)も無線を活用し、遠く離れた場所からもリアルタイムに状況を報告してくれる。

▲オペレーターから提供される情報を利用するも、あえて無視するのもプレイヤー次第。プレイヤーが取った選択によっては、仲間から賞賛されることも。
▲敵の出現場所に先回りすることで、アラガミの合流を未然に防ぐこともできる。従来よりも、さらに戦略的な立ち回りが可能となるのだ。

キャラクターエピソード

 キャラクターエピソードとは、メインシナリオとは独立した仲間キャラクター固有のミッショ
ンのこと。これをこなすことで仲間との絆が深まっていくほか、個性的な必殺技(ブラッドアー
ツ)を習得する。今回は、その続報として、エリナとカノンのキャラクターエピソードを紹介。

■エリックの妹と“誤射姫”台場カノンが参戦!
前作で壮絶な最期(?)を遂げ、一部でカルトな人気を誇る“エリック”。本作には、その妹であるエリナが登場する。前作から3年の月日が経過し、彼女も神機使いとなって堂々の参戦となった。そして、巷で“誤射姫”の異名を取る台場カノンも再登場。前作では、ラフな戦闘スタイルで人気を集めた彼女だが、射撃の腕前がどのように進化したのか大いに気になるところだ。

▲エリナ(声: 阿澄佳奈)
「子ども扱いしないでよ!私だって華麗に戦えるんだからッ!」
フェンリル極東支部所属の新人ゴッドイーター。14歳。先輩たちに対して背伸びをしがちだが、ときおり子どもらしい一面を見せる。
▲カノン(声:広橋涼)
「あれ? 今日の討伐対象って何でしたっけ?」
フェンリル極東支部所属。22歳。入隊5年目だが、ドジが多く、中堅としての威厳はほとんど見られない。戦闘中は誤射が多い。

※詳しくは週刊ファミ通2012年10月4日号(2012年9月20日発売)をチェック!
 大英断の意図を聞いた開発者インタビューにも注目!


GOD EATER 2(ゴッドイーター2)
メーカー バンダイナムコゲームス
対応機種 PSVPlayStation Vita / PSPPSP
発売日 2013年発売予定
価格 未定
ジャンル アクション / ハンティング
備考 無線LAN機能(アドホックモード)対応、プロデューサー:富澤祐介、ディレクター:吉村広