『ONE PIECE』(トラファルガー・ロー)、『荒川アンダーザブリッジ』(市ノ宮行:リク)、『デュラララ!!』(折原臨也)
前作では、「ドラゴンクエスト」のキャラクターに声が入るという歴史的なタイトルに、テリーとして参加できてとても嬉しかったです。「テリーの声は自分でいいのだろうか?」とプレッシャーに感じていたこともありましたが、実際に発売されたゲームをプレイしてみたら、自分の声でもキャラクターがちゃんとお芝居をしてくれていて感動しました。鳥山先生のデザインはいろんなものを許容してくれるんですよね。リアルなビジュアルになって、声が入ってもちゃんと世界観になじんでいる。それが嬉しくて、ゲームをプレイするときは必ずテリーを使っていました。思い入れもありますし、アクションもかっこいいし、そしてなにより強かった!「最強の剣士」というだけありましたね!
テリーは一匹狼の印象があって、他のキャラクターとの関係性よりもモンスターとの関係性の方が強いと感じているのですが、本作ではテリーとモンスターとの関係もしっかりえがかれていて、オリジナル版の『ドラゴンクエストVI』のときよりも一歩進んで、より立体的にテリーというキャラクターをとらえることができるとおもいます。
前作とくらべてさらに進化して遊びやすくなっているので、前作をプレイしていないひとにも今作は是非遊んでほしいです。プレイしたあとに、気になるキャラクターがいたらオリジナル版もプレイして、「ドラゴンクエスト」ワールドを、どんどん広げていってもらえたら嬉しいです!