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新天地「昨年中国武漢に教会を設立」

Posted February. 22, 2020 08:25,   

Updated February. 22, 2020 08:25

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新天地イエス教証拠帳幕聖殿(新天地)が昨年、中国武漢に教会を設立したという主張が21日提起された。

プロテスタント界によると、新天地は公式ホームページの2019年の沿革で、「海外では(米国)ワシントンDCとウガンダ、中国の内モンゴルと英国をはじめ、中国武漢に教会を設立した」と紹介した。現在ホームページには、武漢教会関連部分が削除されているが、グーグルキャッシュに18日保存されたホームページでは確認できる。新天地側は、「中国当局が(武漢教会を)数年前から閉鎖したため、布教活動と教会運営は全くない。中国に行くこともできないし、武漢から入ってきた人もいない」という立場だ。

李萬熙(イ・マンヒ)新天地総会長(89)は20日、信者が見るアプリケーション(アプリ)に「総会長からの特別手紙」という公知を掲載して、「今回の病魔事件は新天地が急成長することを悪魔が見て、これを阻止しようと起こした悪魔の仕業だと知っている」と主張した。彼は続いて、「当局の指示に協力しなければならない。私たちの事である」とし、「伝道と教育は通信で行い、しばらく集まりは避けよう」と付け加えた。李総会長が今回の事態について公に言及したのは初めてだ。

新天地も21日、ホームページに相次いで防疫当局と自治体に積極的に協力するという立場を明らかにした。このサイトは、「21日、全国74の教会全体と付属機関、付属施設の防疫を完了し、18日からすべての集い、伝道活動を中断している」とし、「多くのCOVID19患者の発生で国民の皆さんに心配をおかけして、深い遺憾の言葉を申し上げる」と明らかにした。しかし、「新天地という理由で当然受けるべき建築許可すら受けられず、狭いスペースで床に座って礼拝を行う現実を『独特の礼拝方式』としながらCOVID19感染の主犯と報道している」とし、「事件の本質とは関係なく、既成教界の立場を代弁して、歪曲誹謗する行為を中止してほしい」という内容もあった。

新天地は慶尚北道青島(キョンサンブクド・チョンド)出身の李総会長が1984年に創設した宗派で、聖書に出てくる「新しい天、新しい地」という意味である。京畿果川(キョンギ・クァチョン)本部をはじめ、全国組織を12の支派に分けており、新天地側が明らかにした信者数は23万人である。


金甲植 dunanworld@donga.com