一度否定したCF撮影マナー問題を認め謝罪したマツダ広報部の対応にネットから批判殺到

一度否定したCF撮影マナー問題を認め謝罪したマツダ広報部の対応にネットから批判殺到

マツダがネットでの対応を巡り批判を浴びています。

TVCFの制作で一般車両の安全走行を妨げる撮影をしていたとして静岡マツダが8月7日にWebサイトで謝罪文を公開しましたが、ここに至る過程でのマツダ本社による対応に多数の批判が寄せられています。

静岡マツダのCF撮影は5月下旬に現地で接触しそうになったという方がTwitterでその様子を報告。CFをテレビで見てマツダによる撮影だと知り「あまりにも勝手なのでどこかの雑誌が撮影しているのかと思ったが結局MAZDA本社だった」と苦言を呈していました。

すると、これに対しマツダ広報部が8月3日にTwitterで「ご指摘箇所でのマツダ本社の撮影事実はなかった」と発表。苦言を呈した方が逆にマツダファンなどから批判を浴びることになり、この方はその後謝罪してTwitterアカウントを削除しています。

ところが8月5日になってからマツダ側は「確認範囲を拡げ、現在事実関係を調査中です」とした上で8月7日の夜このように静岡マツダによる撮影だったと謝罪。

8月8日になってこれがネットで話題になると、マツダ側の対応に次々と批判の声があがりはじめます。

まず、マツダは8月3日に一度Twitterで「撮影事実はなかった」と否定した際に、指摘していたユーザーのアカウント名の前に「.(ピリオド)」を付けて返信し、50,000人近いフォロワーにわかるようにしていたこと。(アカウント名を伏せるため画像にしています)

これによって、晒された方に対しマツダファンからは非難の声が押し寄せます。

・誤解を招かせたことについて反省が必要なのでは?
・反省してますか?マツダに謝罪した方がいいと思いますよ?
・勝手にマツダのCMって決めつけたの?
・マツダファンとしてこの様なイタズラは全く許せません。
・憶測だけでツイートするからこういうことになる。
・マツダにとってイメージダウンになりいい迷惑。
また8月3日の段階で疑惑を否定するに当たり、地方の販社などへの確認を十分に行うことなく拙速な対応であった上に「マツダ本社の撮影事実はなく」と保険をかけるような文言を加えていたこと。

Twitterにて「公道でのロードスター撮影マナーに問題あり」との一部ご指摘に基づき5月当時の撮影状況を調査いたしました。ご指摘箇所でのマツダ本社の撮影事実はなく、ロードスターが登場するCMもございません。ご心配をおかけいたしました。皆様ご安全に、心優しい運転をお願いいたします。

— マツダ 広報部 (@Mazda_PR) 2015, 8月 3

そして静岡マツダによる撮影だったことを明かした8月7日から10日間、マツダはコールセンターが臨時休業となるため、クレーム電話などを受け付けることのないタイミングでの発表となったこと。

こうしたマツダの姿勢には激しいバッシングが寄せられています。

・最初否定してフォロワー煽ってツイ垢削除に追い込んで抗議電話ならないタイミングで謝罪か。
・アカウントの前に.付けて拡散するとかセコいことやってんな。
・残念な対応をなさる会社だったんですね。
・調子こいて危機管理対策がなってないね。
・ピリオドつけるとか底意地の悪いことやってんな。
・指摘してアカウントを削除した方が気の毒です。
・マツダもファンもカスだということがよくわかったのでマツダ車は買いません。
・調査不足でユーザー叩く流れ作ってアカウント削除に追い込んで気持いいか?
・本社はTwitterで垢削除に追い込んで責任は静岡に押しつけか。
・マツダユーザーとしてこの対応は恥ずかしいです。
・やったのにやってないの嘘吐きはクソ企業特有。
・情報共有もまともにできんのかお前のところは。
・リコールとかあった時も嘘つくんだろうね。
・すごい感じ悪いですよね。三流広報と言わざるをえない。
更に静岡マツダがWebサイトに掲載した謝罪文も画像形式で文面が公開されていることから「検索エンジン対策か」と不快感を抱かせており、広報が企業イメージを損ねるという皮肉な結果になってしまっています。

指摘した方は「MAZDA本社だった」と発言していたことから実際に撮影を行っていたのが静岡マツダであるため本社広報部の対応に問題はなかった、と擁護する方もいるようですが、マツダのWebサイトには静岡マツダが100%子会社と表記されており、マツダ本体の広報部の対応としては稚拙だったとの感は否めません。

アカウントを削除に追い込んだ人々のコメントも次々とネットにあげられ現在攻撃を受けておりアカウントごと削除したり謝罪コメントを出したりと対応に追われているようです。