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書籍「映画界のドン 岡田茂の活動屋人生」
全国書店等で5月25日発売、文化通信社編著

文化通信社60周年記念事業

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書籍「映画界のドン 岡田茂の活動屋人生」
全国書店等で5月25日発売、文化通信社編著

2012年05月10日

書籍「映画界のドン 岡田茂の活動屋人生」表紙

文化通信編著「映画界のドン 岡田茂の活動屋人生」主な収録内容

 昨年5月9日に死去した岡田茂・東映(株)名誉会長の、 “活動屋” としての半生を綴った書籍「映画界のドン 岡田茂の活動屋人生」が、5月25日に全国の一般書店等で発売されることになった。発行は(株)ヤマハミュージックメディア。

 日本映画界を牽引し、大いなる足跡を残した岡田茂氏。早いものでもう一周忌を迎えたわけだが、同書籍は、そのタイミングも捉え、映画を愛しプロデューサーとして映画に人生を捧げた岡田茂氏の半生を描く内容となる。

 具体的には、弊社・文化通信社が1961年に創刊した映画業界誌「映画ジャーナル(~AVジャーナル、現・文化通信ジャーナル)」に40年以上にわたり掲載してきた、岡田茂氏への取材インタビューや対談、コラム等の記事を厳選し再編集したもの。業界通信社ならではの、岡田茂氏の濃密な言葉の数々が詰め込まれた内容となっている。文化通信社としても、今年創業60周年を迎え、これまでの取り組みを生かした形で、新たに “新規事業” に取り組んでいくこととなり、今回の書籍化企画の実現につながった。

 内容は、岡田茂氏が東映の社長に就任した1971年から1990年代までのインタビュー記事を中心に据え、製作者、また経営者として、いかに考え、いかに行動してきたか、という岡田茂氏の “闘い” を綴っている。また、社長就任前の、東京撮影所長時代、京都撮影所長時代といった1960年代の対談や、1970年代の、五島昇×岡田茂対談(東急・東映の社長対談・当時)、松岡功×角川春樹×岡田茂対談(東宝・角川書店・東映の3社長対談・当時)なども収録。日本映画黄金期から、テレビの台頭、情報化への社会変化など、映画業界に打ちよせる荒波に先頭に立って立ち向かい舵をとってきた、岡田茂氏の活動屋人生を振り返る。

▼書籍「映画界のドン 岡田茂の活動屋人生」=2012年5月25日発売/版型:A5判タテ・384ページ/定価:本体2600円+税(税込2730円)/編著:文化通信社/発行:(株)ヤマハミュージックメディア。

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