ベネズエラ、野党指導者を連行 米は警告

ベネズエラ、野党指導者を連行 米は警告

ベネズエラで先月31日深夜から1日にかけ、自宅軟禁下にあった野党指導者のレオポルド・ロペス、アントニオ・レデスマ両氏が相次いで連行され、軍事刑務所に入れられた。拘束の理由は明らかにされていない。

ベネズエラでは、ニコラス・マドゥーロ大統領が30日に内外の反対の声を押し切る形で制憲議会の選挙を実施。野党勢力は選挙をボイコットした。各地で起きた反対デモで少なくとも10人が死亡した。

新たに発足する制憲議会は、憲法改正や野党が多数を占める国民議会を解散させる権限を持つ。

米国のドナルド・トランプ大統領は、拘束された2人の野党指導者の安全への「個人的な責任」がマドゥーロ大統領にはあると警告した。