2009年10月22日
人気ロックグループ「GLAY」のメンバー側が、05年まで所属していた事務所「アンリミテッドグループ」(東京都渋谷区)に未払いの印税の支払いなどを求めた訴訟の判決が22日、東京地裁であった。阿部正幸裁判長はGLAY側の請求を認め、約6億7千万円を支払うようアンリミテッド社に命じた。
判決などによると、GLAYは98年6月にアンリミテッド社と専属契約し、楽曲の著作権は同社に属していた。05年5月ごろから同社は著作権印税の支払いを怠った。
判決は、著作権印税の支払いが遅れれば著作権はGLAY側に移る契約になっていたと判断。05年11月以降、楽曲の著作権はGLAYに属していたとして、同社が得ていた著作権印税などをGLAY側に支払う義務があるとした。