ステーキから餃子まで サメ肉料理レシピ25種を紹介2008年05月12日 サメ水揚げ日本一の気仙沼からサメ料理を発信しようと、宮城県気仙沼地方振興事務所が地元料理店の知恵をかりて「ふか(サメ)肉料理レシピ」を制作し、市内の飲食店などに配布を始めた。和風ステーキから蒸しギョーザまで、和洋中の25種類を写真付きで紹介している。
気仙沼に水揚げされるサメ類は年間1万5千トン。全国の約9割という圧倒的なシェアを誇る。同事務所によると、そのうち7割以上を占めるヨシキリザメは、はんぺんやかまぼこの原料として需要が高まってきた。 一方で、水揚げの約2割、年間約3500トンを占めるモウカサメは、東北北部や北関東などの一部地域を除いては食卓への貢献度は低かった。そのため、まずは地元の人に、モウカサメの食材としての魅力を伝えようと、06年度から地元の飲食店主などを交えたレシピづくりが始まったという。 レシピには、モウカサメの肉や皮を使った煮こごりや黒酢だんご、ワイン煮込み、ムニエルといったメニューが並び、材料と調理法のほか、総カロリーも表示している。 すでに昨年12月から気仙沼市魚市場前の「海の市」で販売され人気を呼んでいる「ふかバーガー」も登場する。 これまでに200冊を配布したという。一般家庭向けには同事務所のホームページからダウンロードできる。 あなたの口コミ募集中!
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