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着物は着慣れず…高島礼子ひとりごと(1)

高島礼子
 この着物、26日から公開される映画「極道の妻たち 情炎」のPR用の着物なんです。やっぱり着物を着ると背筋が伸びる感じがしますね。

 映画やドラマで着物を着る機会は多いですが、さすがに「着慣れる」ということはないです。女優さんの中には、衣装や髪形などの外見から役に入り込んでいく人が多いですが、私はとくにその傾向が強い。毎回、新しい気持ちで着物を身につけることで、役に入っていけるんです。

 着物の場合、着付けで役作りができる面もあります。

 男性の方にはあまり分からないかもしれませんが、極妻(ごくつま)の着物は、着慣れた人が見れば一目で「素人じゃないな」という着付けです。(初代・極妻の)岩下志麻さんほどじゃないですが、襟もかなり開いていますしね。

 極妻は今回で5作目。前作まではベテランの監督さんだったので、私もどこかで甘えた部分があったと思います。でも今回は若手の橋本一監督なので私も張り切りました。これまで4作撮ってきた歴史がありますからね。着物も事前に100着ぐらい取り寄せて、私が選びました。4作も撮ると、「次はこんなふうにやりたい」といった欲が出てくるんですよ。

 前作までは、極妻になるまでのいわば成長期だったと思います。でも今回は、最初から“姉御”の貫録を持った極妻です。

 志麻さんが演じたような「完璧な姉御」を私も演じてみたいと前々から思っていたんですよ。私はデビュー前から志麻さんの大ファンでしたから。

 といっても、極妻として志麻さんに対抗しようなんて意識は毛頭ありませんし、志麻さんのレプリカになれるとも思っていません。志麻さんや十朱幸代さん、三田佳子さんの諸先輩が築いてきた極妻の歴史を受け継ぎ、とにかく皆さんの期待に添えるよう頑張っていきたいという思いです。

 「(岩下志麻の)あの迫力はまだだね」とお客さんに言われるのは当然(笑)。でも、志麻さんの(演じた)年齢まで極妻を続けられたらあるいは…とも思っているんですよ(笑)。

 【たかしま・れいこ】

 昭和39年、横浜市生まれ。OL生活の後、カーレースチームに入り、レーサーやレースクイーンを経験後、CMモデルに。そのCMが俳優・松平健の目に止まり、63年、「暴れん坊将軍3」の“お庭番”役で女優デビュー。平成8年、映画「陽炎2」の女博徒役で主演、当たり役となる。11年、俳優の高知東生と結婚。同年、「極道の妻たち 赤い殺意」で4代目「極妻」を“襲名”。以降、映画・ドラマの主演作が目白押しとなる。自動車の国内A級ライセンス所持者でもある。

つづく

ZAKZAK 2005/03/26

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