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【一芸アイドル最前線】焼き鳥アイドル・北見綾野「イチオシはプチトマトの豚バラ巻き!?」 (1/5ページ)
焼き鳥がとにかく大好物の「焼き鳥アイドル」、略称「焼きドル」。目隠しで食べて、どの部位を焼いたかを当てることができる、まれな能力の持ち主だ。イチオシは、プチトマトに豚バラを巻いてくしに刺し、しょう油を塩こしょうの代わりにつけたものだとか(これって焼き鳥!?)。「焼き鳥アイドルだなんてオッサンくさいって言われるけれど、そんなイメージをぬぐい去って、おしゃれな焼鳥屋さんが増えるように努力したい。自分の店を持つのが夢です」と目を輝かせた。(奥田嘉夫)
幼いころから焼き鳥が生活の一部だった。父親が仕事帰りに買ってくるお決まりの「つくね」を心待ちにしていた。あまりのおいしさにほっぺたが落ちた。やがて家族そろって焼き鳥店に行くようになった。
高校に進むと、「学園モノのテレビの連続ドラマに出演したい」との夢をかなえる第一歩として劇団入り。10代の女の子で結成したアイドルユニット「ピチピチパニック」に参加し、2年間ほどリーダーとして活躍した。
「両親が茶道の先生で、幼少時からお茶に書道と習い事は数多く経験していました。家にカラオケを楽しむ機械があり、(ロス・インディオスの)『コモエスタ赤坂』など古い歌をよく覚えましたね」という。
そんな中で入った芸能界。「楽しい時間でした。いじられ役だったけど、人前に立つと何もかも忘れて集中できた」
そのころから、焼き鳥にはまった。小腹が空けばお小遣いの1000円札を握りしめ、友人と自転車で焼鳥屋さんめぐり。「ほぼ毎日通っていましたね。水と緑茶と焼き鳥がお決まり。タレ付きだとお肉の本来の味が分からないので、塩にこだわっていました」と振り返る。
そんなとき、当時の所属事務所から「綾野らしいおもしろい歌を作ってみては?」と誘われ、1時間で思いつくまま焼き鳥がテーマの歌詞を書き上げた。