自民党の麻生太郎幹事長は、党総裁選の街頭演説の豪雨被害をめぐる発言で愛知県の岡崎市と安城市から抗議文を送られたことを受け、両市に謝罪文を送った。両市役所に17日に郵送で届いた。
岡崎市に届いた手紙は「岡崎市民の皆様」あてで「私の不用意な発言で、皆様方に不愉快な思いを抱かせたことに、お詫(わ)び申し上げます。災害はどの地域にあっても、発生しては困るものです。復旧についてできる限りのことをすることをお誓いいたします」などと記されている。
麻生幹事長はJR名古屋駅前で14日にあった街頭演説で、8月末に岡崎市などを襲った豪雨について「安城や岡崎だったからいいけど、名古屋で同じことが起きたら全部洪水よ」と発言した。