“令和版”打ち水の作法

  • 1
    水と容器を用意

    水の無駄遣いに注意をしながら、安全に配慮した水を使いましょう。(詳しくはこちら
    容器はバケツや洗面器でも、使い終わったペットボトルでもなんでもOK!

  • 2
    水をまこう

    ひしゃくがなくとも、手でバシャバシャ。じょうろやペットボトルで水を打つもよし。
    道路で打ち水する場合は、周りに気をつけて安全に行いましょう!

  • 3
    涼しい風を感じよう

    すずしい風を感じたか確認すること。
    気持ちよかったら、毎日つづけること。
    打ち水したらSNSに投稿して打ち水体験をみんなと共有しましょう!

※路面だけでなく、屋上や、ベランダでも、「壁打ち」でも、室外機の周りでも、日向でも日陰でも効果あり。

※打ち水は、「風通しの良い場所で」、「できる限り広範囲に」行うとより効果的とのアドバイスも。
また、「朝夕の時間帯に」、「日向よりも日陰で」行うとより効果的とのご意見や、「道路からの照り返しによる暑さの対策には、昼間や日向の打ち水も効果的」とのご意見も寄せられています。ぜひいろいろと試してみてね。

ニューノーマル時代の“令和版”打ち水衛生面での配慮

大切な水を繰り返し、賢く使うことを呼びかける打ち水大作戦ですが、
水の安全性には十分配慮して、打ち水しましょう。

家庭での打ち水

家族に感染症の疑いがなければ、子ども用プールや足水、お風呂などに使った水は捨てずに、打ち水などに有効利用しましょう。日本の水道水は安全です。大切で安全な水を賢く使って夏を乗り切りましょう。雨水を貯めて使うのも良いでしょう。

店舗等での打ち水

安全な水での打ち水が難しい場合は、水道水を使ったドライミストも暑さ対策・省エネに有効な場合があります。

イベントでの打ち水

通常の下水処理に加え、オゾン処理などさらに高度な処理を行った下水再生水の利用を推奨します。そして、
・運営スタッフ、参加者及び聴衆のソーシャルディスタンス
・共用する道具(桶等)の衛生
・運営スタッフや参加者の体調と衛生管理
に気をつけて各イベントごとに工夫しながら行いましょう。

イベントを主催する方へ

打ち水をするときの注意

楽しみながら打ち水をするために 以下をご注意してください。

  • その1

    安全のためにクルマ通り多い場所へは水をまかないようにしましょう。できればクルマの通りのない安全な場所を選んでやりましょう。

  • その2

    特にカーブの途中、交差点、マンホールの上は 自転車、バイクにとっては滑りやすくなるため大変危険です!絶対に水をまかないこと。

  • ドライバー、自転車にお乗りの皆さんへ

    水をまいた場所へ、バイク、自転車等で侵入するときは、すべりやすくなっているので充分注意ください。

  • 補足1:打ち水をされる皆さんへ

    「シャワーの残り水、台所のすすぎの残り水、米のとぎ汁、二層式洗濯器のすすぎ水、雑巾がけのすすぎ水」などの中に、洗剤成分や汚濁成分を多く含有した(おそれがある)水を道路(特に車道)にまく事は、交通事故を誘発する危険性があります。
    また、汚濁成分含有率が著しく低いような水であっても、道路の路線上の一部分だけ水で濡れているような場合、二輪車両(特にバイク)はその部分だけ減速しなければならず、後続の自動車などに追突される危険性が高くなります。
    また、「カーブの途中、交差点、マンホールの上」だけでなく、道路標示のペイントや側溝の蓋なども、水に濡れていると、二輪車両にとって滑りやすくなり、非常に危険です。また、路面が断続的に濡れているような場合も、車両(特に二輪の)のタイヤが水で濡れ、スリップしやすくなるため、大変危険です。
    公道(特に交通事故の心配される車道)に水をまくことは原則禁止です。
    皆さん、気をつけて打ち水してね。

  • 補足2:ドライバーの皆さんへ

    排熱、CO2の排出の大きな原因ひとつは自動車やバイクです。さらにこの国のアスファルトの公道のほとんどは自動車やバイク用の道路です。
    それらがヒートアイランド、地球温暖化の原因となっています。道路を含めて町や地球は皆のものです。成熟した大人のドライバーとして、よくその責任を自覚しましょう。打ち水大作戦の期間を含めて、必要以外はクルマ、バイクの使用は控えましょう(それがたとえ電気自動車やハイブリット車でも)。
    打ち水をしている箇所を見つけたら、徐行しましょう。事故のほとんどはドライバーの不注意によるものです。ドライバーの方々、子供や妊婦、年配の方々にやさしい社会環境をつくる打ち水大作戦に協力ください。
    ぜひ、ご協力お願いします!