読み仮名のピンク字はお寺・庵に電話ｏｒ出向くかして確認したものです。
庵の類は確認の為に再度出向き近所の昔から居られるシッカリした確実性のある方、特に納経印管理者等に確認
したものです。
その他は常識的な読み方で確認はしていませんが間違いはないと思います。

＊１　大宝寺　：　読み仮名はタイホウジと記載したが、住職さんはこの寺は大宝年間に出来たので私はタイホウジと
　　　　　　　　　　読んでいると言う、しかし四国８８ヶ所の大宝寺は同じ大宝年間に出来た寺であるがダイホウジと読
　　　　　　　　　　んでいる、又周辺の皆さんはダイホウジと呼んでおり近くでタイホウジは何処と聞くとダイホウジなら
　　　　　　　　　　あそこにあると教えてくれるだろうと言われる。ＨＰの趣旨を話し住職さんと相談した結果正式名称は
　　　　　　　　　　タイホウジと記載する事にした。

＊２　吉祥院　：　５番・３６番は共に吉祥院と書くが５番はキッショウインで３６番はキチジョウインと読む。

＊３　順木庵　：　順木庵の前の名前は瞬目庵であると「児島風土記」の中で書かれている。
　　　　　　　　　　順木庵になった経緯は周辺の皆が順に掃除をするよう取決めそれを木札に記入して運用していた
　　　　　　　　　　事に由来するという説もある。
　　　　　　　　　　ジュンキアン・ジュンボクアン・ジュンモクアン、と３通りに読めるが瞬目庵の語呂から変ったという
　　　　　　　　　　経緯からジュンモクアンと読むのが妥当であろうと考える。
　　　　　　　　　　昔から庵の世話人代表をしている方に確認すると矢張りジュンモクアンと言っているというので安心
　　　　　　　　　　した。

＊４　高木庵　：　本には高木庵（温故庵）と標示されているが、庵の前に掲げてある木の表示は温故庵と筆で書かれ
　　　　　　　　　　ている。近くの納経印を管理されている家に聞くとタカギアンと呼んでいると言われた。
　　　　　　　　　　しかし、昔から札所に設置されている岡村弘文堂提供の児島８８ヶ所霊場の黄色の看板には他の
　　　　　　　　　　札所は漢字で記載されているがこの６０番のみ「かうき庵」とかなで記載されている。
　　　　　　　　　　かうきは高木で今風に読めばコウキと読むのが妥当であろう。
　　　　　　　　　　ここではコウキアンと記載しておく。

＊５　長性庵　：　お堂の中には長障庵の文字がありチョウショウアンと読むのが正しいようである。

＊６　宝積庵　：　皆さん間違うのか、お寺の入口の説明文に振り仮名が付いている。

＊７　明王院　：　以前は無住で１番札所の中蔵寺の住職が管理していたが、現在は高野山から若い住職さんが入ら
　　　　　　　　　　　ている。しかし今は住職は中蔵寺の住職さんで副住職という形でおられる。
　　　　　　　　　　　結願でお参りした時奥様に私共夫婦に心のこもったお接待をして頂き感謝しています。
　　　　　　　　　　　奥様の笑顔・人格にこの寺の将来の繁栄を確信しました。

記載：２００９年１１月１５日（リンク張りは別で本文のみの記載日）