メルセデスベンツ Sクラス、崖から120m 転落…乗員は無事

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米国の崖から転落した先代メルセデスSクラス
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メルセデスベンツの最上級サルーン、『Sクラス』。同車の先代モデルが米国で、崖から120mも下へ転落しながら、乗員が奇跡的に助かっていたことが分かった。

これは10月4日、メルセデスベンツの米国法人、メルセデスベンツUSAが公式Facebookページで明らかにしたもの。米国のメルセデスベンツSクラスのオーナー(氏名は未公表)が体験した、恐怖の事故の内容を伝えている。

メルセデスベンツUSAによると、この先代Sクラスは、2010年モデルの「S400ハイブリッド」(日本名:「Sクラスハイブリッド」)。米国カリフォルニア州の観光名所、ヨセミテ国立公園の山道を走行中、対向してきたSUVが車線を逸脱。これを避けようとしたSクラスは、崖から約120m下へ転落したという。

これだけの事故なら、乗員の生命に危険が及んでも不思議ではない。ところがSクラスのドライバーは、ドアを開け、自力で脱出。軽傷で済んだとのこと。

メルセデスベンツUSAは、公式Facebookページにおいて、事故後のSクラスの画像を公表。フロントグリルやバンパーは脱落し、ボディサイドには激しい傷跡。同社は、「このオーナーの体験談は、我々の妥協のない安全性追求の取り組みに、大きなモチベーションになる」とコメントしている。

《森脇稔》

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