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地理院ホーム  > 公共測量  > 無人航空機(UAV)を用いた公共測量~UAV写真測量~ 更新日:2024年3月29日

無人航空機(UAV)を用いた公共測量~UAV写真測量~


※ご注意ください※
 本マニュアルは、すでに「作業規程の準則」に反映されています。本技術を用いた公共測量を行う際には、作業規程の準則を用いてください。

UAVを用いた公共測量について

 国土地理院では、無人航空機(UAV:Unmanned Aerial Vehicle 通称ドローン)を測量で使用できるように、「UAVを用いた公共測量マニュアル(案)」を作成し、平成28年(2016年)3月30日に公表、平成29年(2017年) 3月31日に改正しました。
 このマニュアル(案)は、公共測量だけでなく、国土交通省が進めるi-Constructionに係る測量作業において適用することを前提にしており、測量業者が円滑かつ安全にUAVによる測量を実施できる環境を整え、また、建設現場における生産性の向上に貢献するものです。

UAVを用いた公共測量マニュアル(案)

 「UAVを用いた公共測量マニュアル(案)」は、UAVで撮影した空中写真を用いて測量を行う場合における、精度確保のための基準や作業手順等を定めています。作業規程の準則(平成20年 国土交通省告示 第413号)第17条第3項に規定されている、国土地理院が定める新しい測量技術による測量方法に関するマニュアルの1つです。UAVを用いた公共測量を行う際には、本マニュアル(案)に従った作業を行うことで、精度の確保を確認するための資料として使用することができます。
 平成29年(2017年)3月31日に、「UAVを用いた公共測量マニュアル(案)」の改正版を公表しました。変更内容につきましては、作業に関連する主な改正内容(PDF 70kB)または「UAVを用いた公共測量マニュアル(案)」の新旧対照表(PDF 821kB)を参照ください。


精度管理表ほか一覧
名称 精度管理表の様式(Excel) 記載例(pdf)
第2編 カメラキャリブレーション実施記録 様式(111kB) 記載例(211kB)
第2編 UAV撮影コース別精度管理表 様式(30kB) 記載例(100kB)
第2編 空中三角測量精度管理表 様式(25kB) 記載例(91kB)
第3編 UAV撮影コース別精度管理表 様式(30kB) 記載例(264kB)
第3編 三次元形状復元精度管理表 様式(15kB) 記載例(88kB)


無人航空機(UAV)を用いた測量作業における安全確保について

公共測量において無人航空機を使用する測量計画機関、測量作業機関は、航空法令や関連するガイドライン、国土交通省航空局が示す飛行ルール等を遵守し、安全の確保に努めてください。
国土交通省HP「無人航空機(ドローン・ラジコン機等)の飛行ルール」に、機体登録、操縦者技能証明、飛行許可・承認、事故の報告等のルールが掲載されていますのでご参照ください。
また、安全に公共測量を行うため、様々な情報を収集しつつ、測量計画機関と測量作業機関で十分に協議してください。

「公共測量におけるUAVの使用に関する安全基準(案)」は、無人航空機(UAV)を用いた測量作業における安全確保の1つの考え方を示したものですが、航空法改正によるルールの明確化に伴い、今後は上記を参照して測量作業を実施してください。


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