YouTube本社銃乱射事件は3人負傷も命に別状なし。容疑者は自身のYouTube視聴者数減少を気にしていたとの報
カリフォルニア北部にあるYouTubeの本社で発生した銃乱射事件は、3人が負傷し、犯人とみられる女性1人がYouTubeの建物内で自殺をはかって死亡しました。地元警察は事件現場および犯人の確認作業を継続しています。
3人の負傷者は命に別状はない模様ですが、死亡した女性一人についてまだ警察は犯人と特定はしていません。また事件発生後YouTube本社建物からはすべての人が一斉に避難したため、現在は無人となっている模様です。New York Timesの記者Daisuke Wakabayashi氏のツイートによると、地元警察の署長は会見にて負傷した同僚を助け出したYouTube社員の勇気ある行動を賞賛したとのこと。

なお、最新の情報では死亡した容疑者はサンディエゴ在住のNasim Aghdamであることと、YouTube社員とは誰とも面識がなかったことが伝えられています。また容疑者はYouTube建物内で30〜40回の発砲を繰り返したとのこと。

ABC 7 NewsはNasim Aghdam容疑者の動機が過去数か月のあいだ自身のYouTubeの視聴者数が減少していることに関連している可能性があると報じました。

4月4日12時30分追記:heavy.comは容疑者のYouTubeチャンネルには5000人以上のフォロワーがおり、100万回以上再生されていたにもかかわらず、何らかの理由でチャンネルが削除されたことに不満だったと伝えています。また容疑者が複数設置しているYouTubeチャンネルは、記事執筆時点ですべてポリシーや利用規約に関する違反のため非公開とされています。

事件後、Googleのサンダー・ピチャイCEOは社員に向けて「あなた方の多くがショックを受けていることは理解しています。私達は、Googleファミリーの皆がこの想像を絶する悲劇による傷を癒やすの手助けするため、引き続きサポートを提供してゆきます」と声明を発表しました。