iPhone 6s/6s Plusの買いかえに必須な古いiPhoneを1円でも高く売るコツ

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最近は、大手家電量販店でも「iPhone 6s/6s Plus在庫あり」というポップを見かけるようになってきた。
「Apple Store」でも、機種によっては数日で手元に届くくらい、在庫が潤沢になってきている。

そろそろ新iPhoneの買い替えに時期がきたと言ってよいだろう。

そこで問題なのが、古いiPhoneをどうするか? だ。
魅力的なiPhone 6s/6s Plusは価格も高い。古いiPhoneは、買い取ってもらって、購入費の足しにするのが賢い方法だ。

今どきは、中古ショップにiPhoneを持ち込めば査定と買い取りをしてくれるので、簡単だ。
しかし、ここで、ちょっと待った。

中古ショップでは、同じ機種なのに販売価格の異なる商品がある。
実は、同様に買い取り金額も、機種の状態によって大きく異なるのだ。

どうせ売るなら、やはり1円でも高く売りたいものだ。
では、どうしたら高く買い取って貰えるだろうか?

■同じ中古でも価格は変わる
筆者の場合、ソフマップや、じゃんぱらなど、長く中古製品を扱っている店を利用することが多い。
どちらもインターネットでも買い取り金額を調べられるからだ。
まずは、売りたい製品の買い取り価格の相場を調べてから、高く買い取ってくれるお店に持って行くことにしている。お店が遠い人なら、宅配による買い取りを利用するのがよいだろう。

ちなみに、iPhoneのような人気機種の場合は、買い替えキャンペーンを実施していることもある。こうしたキャンペーンを利用すると、買い取り金額が高くなるので、要チェックだ。

買い取り金額だが、使用感や付属品の有無で大きく変わる。
同じ中古でも、使用感が少ないほど高く、未使用はより高く買い取ってくれる。
お店に持ち込む前に、iPhoneをキレイにしておけば、スタッフの対応もよく、高く買い取ってくれる。
また、付属品が欠品していると、そのぶん買い取り金額が低くなるので、要注意だ。

さらにiPhoneならではのチェックポイントがある。
iPhoneは、ドコモ、ソフトバンク、auの3キャリアに加え、アップルが販売した機種がある。
どこで購入したのかは、意外に重要だ。

まずキャリアで購入した機種の場合
SIMロック解除をしなければ、そのキャリアのSIMしか使えない。
これに対して、アップルは最初からSIMフリー機種なので、どこのキャリアのSIMでも使えるぶん、高く買い取ってくれる。

次に契約の状況だ。
iPhoneを分割払いで購入した場合、キャリアへの支払いが残っていると、支払いをやめた途端、ロックがかる。
この状態を「赤ロム」という。
この「赤ロム」状態の機種は、iPhoneに限らず、買い取ってくれないお店が多い。
もし買い取ってくれたとしても、かなり安くなってしまう。必ず支払いが残っていないかを確認しておこう。

お店によっては、現金の代わりにポイントを選択することで、買い取り金額がアップする場合もある。
ソフマップの場合、買い取り金額をポイントにすると、増額になる。さらに毎月5のつく日(5日/15日/25日)は「中古の日」ということで、通常よりも増額となる。
・ソフマップ プレミアムCLUBカード 10%増額(15%増額)
・ソフマップ ポイントカード 5%増額(10%増額)
※括弧内は「中古の日」

こうした点に注意し、確認してから買い取りに向かえば、少しでも高く売ることができるだろう。


ITライフハック 関口哲司