NHK新人落語大賞は桂佐ん吉、チョコプラの公約に便乗し「朝ドラ出たい」

昨日10月26日、大阪・堺市立美原文化会館にて「平成27年度 NHK新人落語大賞」の本選が行われ、桂佐ん吉が大賞を受賞した。

総勢106人が参加した予選を勝ち抜き本選に出場したのは桂佐ん吉のほか、笑福亭べ瓶、瀧川鯉八、柳亭小痴楽、春風亭昇々の5人。また審査員は桂文珍、柳家権太楼、片岡鶴太郎らが務めた。

今年が入門14年目で出場資格のある最後の年だった桂佐ん吉は、大賞受賞者取材会で「最後の最後に獲れて本当に夢のようです」とコメント。さらに「漫才の人が朝ドラ出たい言うてたじゃないですか。僕も朝ドラ出たいです」と、「NHK新人お笑い大賞」を受賞したチョコレートプラネットの公約に便乗して笑いを誘った。

なお「平成27年度 NHK新人落語大賞」本選の模様は10月31日（土）にNHK総合で放送される。

桂佐ん吉 コメント

入門して年季が明けてからこれを目標に毎年チャレンジしてました。予選で毎年落ちてたんですけれど、何が自分に足らんのかなということを毎年考えていました。悔しい思いを何度もしてきて、ほんで最後の最後に取れて、本当に夢のようです。今まで動楽亭とか、自分の会とかでこの11分バージョンを試していたんですけれど、その中でも一番お客さんのあたたかい反応もあったし、すごい気持ちよくやれました。漫才の人が朝ドラ出たい言うてたじゃないですか。僕も朝ドラ出たいです。