ガヤ担当です

──今回の特集はぜひファン以外にも伝わるものにしたいので、1人ずつ軽く自己紹介をしてもらえますか？

千賀健永　Kis-My-Ft2兼、舞祭組を担当している千賀健永です。最年少で、キャラはなんだろうな……自分で言うのも難しいな。

二階堂高嗣　ダンス、ダンス。

千賀　ダンスが好きで、幼稚園の頃からずっとやっていて、マイケル・ジャクソンが好きです。

二階堂　名古屋からやってるでしょ。

千賀　名古屋からね……ってなんでサポートされてるの？（笑） キスマイや舞祭組の振付をたまにさせていただいてます。

──よろしくお願いします。次の方、自由な順番でどうぞ。

宮田俊哉　じゃあ私行こうかな。私、宮田俊哉です。まあキャラクターというか好きなものと言いますと……僕はアニメが大好きで、ただのアニメオタクですかね。ジャニーズの中では誰にも負けないくらい好きかなという感じですかね。

二階堂　確かに誰にも負けないよな。

千賀　ヲタ芸もやりますって。

宮田　そうっすね。ライブとかでヲタ芸も披露します。じゃあ次、二階堂。

二階堂　あ、終わった？ どうも、Kis-My-Ft2の二枚目になりきれなかった二階堂高嗣です。シャキーン、シャキーン、シャキーン。

宮田　あ、以上みたいな感じ？（笑）

二階堂　ガヤ担当ですね。キャラクターとしては。お笑い大好きです。

──では最後に横尾さん。

横尾渉　横尾渉です。27歳です。

二階堂　お、27歳になった？

横尾　神奈川県出身、好きなものは野球などの球技です。犬も大好きです。Kis-My-Ft2では“キスマイの母”と周りから言われております。それがキャラなのかなって思ったりしています。

1列目にいる“後ろの4人”にまだ違和感

──このように4人で活動するときって、7人のときと気の持ちようは違いますか？

横尾　やっぱり3人（北山、藤ヶ谷、玉森）がいないので、いつもいるメンバーが減るっていう意味ではプレッシャーがあったりしますね。

千賀　“後ろの4人”が一歩踏み出した企画だなって、全体を通して思うんです。まず、1人で歌うっていうことがなかったんで、音程を取るのに集中しちゃったり、いろいろ不器用なところがあったり、今までなかった部分が出ちゃうっていうのはありますね。

宮田　そうだね。やっぱり違うよね。“後ろの4人”って言われてたので、それが1列目にいることにファンの人も見慣れてないのかなと思うし、僕らもまだ違和感があるかな。僕自身もちょっと……（笑）。

二階堂　カメラに対してのがっつきがハンパじゃないです。

宮田　ていうか、今までめっちゃがっついてたのに、いざカメラ向けられるとちょっとどうしたらいいかわからないみたいな自分もいて……。そういうところも克服していきたいなと思いますね。

──1人ひとりの役回りみたいなものも7人のときとは変わりますか？

宮田　変わる人と変わらない人がいるかもしれないですね。

横尾　でも基本、うちはKis-My-Ft2のときも4人のときもそんなにこだわって役割を決めてるわけじゃなくて、その場においてみんなが臨機応変に動いていると思います。だから、役回りは全員そのタイミングそのタイミングで変わってるんじゃないですかね。例えばKis-My-Ft2のときは北山がMCをやる。舞祭組のときはいなくなるから千賀がやるっていうふうに。人数に対して大きく変わることはないですね。

カッコを歌うのだけはめっちゃうまいですからね

──そもそも舞祭組というプロジェクトが始動する前は、藤ヶ谷さん、玉森さん、北山さんが前列にいて、皆さんは衣装も少し違っていて踊り中心で……という状態が特に明言されることなくあったわけですよね。その体制には実際どう感じていたんでしょうか。

横尾　でも中居さんがいじるまではなんとも思ってなかったと思う。衣装は、向こうのほうがかっけえなとかキラキラしてるなとかありましたけど、「まあいろいろあってなんだろうな」っていう目で見ていて、中居さんが「後ろの4人、おまえらいつ白い衣装着れるんだ」みたいにいじってくれるようになってから、“前の3人”、“後ろの4人”って言い方をされ始めたので。僕は正直、そこまで意識したことはなかったですね。ほかの3人はわからないですけど。

千賀　俺は悔しかったな。普通に。デビューするときはそうは思ってなかったから。

二階堂　不安だったな。

千賀　ね、不安だったよね。デビューして7人でがんばっていくぞってなったときに、歌割り見たら「あれ？ サビだけ？」みたいな（笑）。歌詞の中にカッコで書いてある、ガヤみたいなフレーズがあって。

二階堂　「あれ……俺『ALL』？」みたいな（笑）。

宮田　今やカッコの中を歌うのだけはめっちゃうまいですからね（笑）。

二階堂　カッコのレコーディングだけやたら一発で終わるっていう。

千賀　そういうパートだけっていう意味では、いつか本当に3と4に分かれちゃうんじゃないか？っていう不安はやっぱりありましたよ。だけどそれを経て、中居さんが客観的に見つつ、僕たちの思いも歌詞にしてくれて、こういう心のある歌詞ができたじゃないですか。実際に僕たち全員に歌割りがあって、楽しく歌えてる。だから今までの積み上げが、中居さんきっかけで形になったんじゃないかなって思いますね。

──なるほど。4人でユニットを組むという話は、本当に「キスマイBUSAIKU!?」の本番中に中居さんの口から聞いたんですか？

千賀　そうです。

二階堂　本気で何も知らなかったです。中居さんが出ることも知らなかったし。

横尾　もともとKis-My-Ft2は、ジャニーズの中でも一番サプライズ的なことが多いグループだと思うんですよ。この間も舞祭組として大阪でイベントをやらせてもらったんですけど、なんとなくやるよっていうことは聞いてたけど、ちゃんと知ったのは前日だったりとか。

宮田　キスマイがデビューするときも、ライブのMC中に茶封筒を渡されて、それで知るっていう感じだったので。

二階堂　心の準備も何もできないですね。でも、なんかジャニーさんがそういうのが好きなのかなって。ジャニーさんが俺らを使ってエンタテインメントを楽しんで、俺らはびっくりしちゃうみたいな、そういう思惑があるのかなって思うんです。

横尾　僕らが慣れないようにっていうのもあるでしょうね。

宮田　まあいいリアクションするんでね。

──自負してるんですね（笑）。

宮田　リアクションだけは（笑）。それが好きなのかな、もしかしたら。