南波志帆×LUCKY TAPES×シュガーズ、シティポップな「君に、胸キュン。」

2016年5月31日 18:03 261 4 音楽ナタリー編集部

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南波志帆が企画するライブイベント「sparkjoy hour」の第3弾が5月24日に東京・TSUTAYA O-WESTで開催された。

「sparkjoy hour ～city joy～」アンコールの様子。

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LUCKY TAPES［拡大］

「sparkjoy hour」は南波がレーベルヘッドを務めるタワーレコード内レーベル「sparkjoy records」の設立記念イベントとして、3月から5月にかけて実施されたもの。「sparkjoy hour ～city joy～」と銘打たれた今回はLUCKY TAPES、Sugar's Campaignがゲスト出演した。

Sugar's Campaign［拡大］

南波志帆［拡大］

サポートメンバーを含む10名で演奏を繰り広げたLUCKY TAPESは、まず「All Session」「体温」で来場者たちを歓迎。「Mr. Robin」では高橋健介（G）が軽快なギターサウンド、田口恵人（B）がグルーヴ感あふれるビートを鳴らし、オーディエンスを踊らせた。ホーンやバイオリンの音色がきらびやかな「TONIGHT!」では、高橋海（Vo, Key）が柔らかな歌声を披露。フロアを十分に温めて出番を終えた。

LUCKY TAPES「MOON」
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南波志帆＆なんばパークス［拡大］

ハイタッチするSeiho（Sugar's Campaign）と南波志帆。［拡大］

続くSugar's Campaignはボーカルにakio（Vo）を迎え、爽やかなポップチューン「Big Wave」でライブをスタートさせた。一旦akioが退場してから演奏された「Moon Prism」では、ハードなデジタルサウンドで会場に緊張感を漂わせる。そんな中MCではAvec Avec（Dr, Sampler）とSeiho（G, Key）がなか卯の店内放送の素晴らしさを熱く語り、場を和ませる一幕もあった。さらに2人は終盤、マイクを持ってステージ前方に移動し、観客をアジテート。演奏を終えるとフレンドリーに挨拶を済ませ、ステージをあとにした。

Sugar's Campaign「FRIENDS（初回限定盤）」
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「sparkjoy hour ～city joy～」アンコールの様子。左から田口恵人、高橋健介、高橋海（いずれもLUCKY TAPES）。［拡大］

「sparkjoy hour ～city joy～」アンコールの様子。左からAvec Avec（Sugar's Campaign）、akio（Sugar's Campaignゲストボーカル）、Seiho（Sugar's Campaign）。［拡大］

過去2回と同じくTHE CHARM PARK（G）、おかもとえみ（B）、神谷洵平（Dr / 赤い靴）、植木晴彦（Key）からなるバックバンド「なんばパークス」とともにステージに上がった南波志帆は、まず最新作「meets sparkjoy」の収録曲「Good Morning Sunshine」「夢じゃない。」「コバルトブルー」を続けて歌った。MCではLUCKY TAPESの高橋海、Sugar's CampaignのSeihoの共通点は“髪の毛のツヤ”であることを話題に挙げ、「2人とも光り輝く髪をしてらっしゃるので、その秘訣を聞きたくて今日お呼びしたところもあるんです」と明かし、観客の笑いを誘った。

南波志帆「meets sparkjoy」
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その後南波は「おとぎ話のように」「みたことないこと」「乙女失格。」「髪を切る8の理由。」を披露。アンコールではLUCKY TAPESの高橋海、高橋健介、田口恵人、Sugar's CampaignのAvec Avec、Seiho、akioと共にYellow Magic Orchestra「君に、胸キュン。」をカバーした。黙々と踊るSugar's Campaignやサングラスをかけて歌うLUCKY TAPESの3人に、思わず吹き出すファンの姿も見られる中、この日の公演は締めくくられた。