三重銀・第三銀

経営統合へ…営業基盤を強化

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経営統合に向けて基本合意した三重銀の渡辺三憲頭取(左)と第三銀の岩間弘頭取=名古屋市中区で2017年2月28日、竹地広憲撮影
経営統合に向けて基本合意した三重銀の渡辺三憲頭取(左)と第三銀の岩間弘頭取=名古屋市中区で2017年2月28日、竹地広憲撮影

18年に持ち株会社

 三重県の地方銀行の三重銀行(四日市市)と第二地銀の第三銀行(松阪市)は28日、経営統合することで基本合意したと発表した。2018年4月に持ち株会社を設立して両行を傘下に置き、両行の合併も検討する。低金利や人口減少などが地銀の収益を圧迫する中、今回の統合発表で地銀の再編機運がさらに高まりそうだ。

 「低金利の時代が続くことや競合相手の増加などで経営環境は厳しい。(統合で)顧客基盤を強くしたい」。名古屋市内で記者会見した三重銀の渡辺三憲頭取は経営統合の意義を強調。第三銀の岩間弘頭取も「三重での存在感や競争力を高めたい」と意欲を示した。

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