原油先物一時38ドル台、年末控えトレーダーが買い前倒し

[ニューヨーク 24日 ロイター] - 24日の取引で原油先物が一時1バレル=38ドルを回復した。向こう1週間は市場の流動性が低下するとの見方からトレーダーが買い注文を前倒ししたことが背景。
このほか、在庫の減少や原油生産活動の減速なども価格上昇に寄与した。ただクリスマスを控え商いは薄くなっている。
米東部時間中盤の取引で 北海ブレント先物は0.62ドル上昇の1バレル=37.98ドル。22日には11年ぶり安値となる35.98ドルまで下落していた。
米原油先物は0.46ドル上昇の37.96ドル。週初からは約8%回復している。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab