米海兵隊サイトにハッカー攻撃、シリア電子軍の犯行か

[ワシントン 2日 ロイター] - 米海兵隊の兵士募集サイトが2日、「シリア電子軍」を名乗るハッカー集団から攻撃を受け、シリア軍事攻撃の命令が出ても拒否せよと訴えるメッセージが掲載された。国防総省によると、サイトは数時間後に復旧したという。
シリア電子軍は、アサド大統領を支持するハッカーやオンライン活動家の集団とされる。米海兵隊の同サイトに表示された「米海兵隊へのメッセージ」には、「シリア軍は盟友であり敵ではない」「命令を拒否せよ」などと書かれていたほか、軍服を着て「シリアのアルカイダのためには戦わない」と書かれたメッセージを掲げる人たちの写真も掲載されていた。
シリア電子軍は先月末に米ニューヨーク・タイムズのウェブサイトやツイッターにもハッカー攻撃を行ったとみられている。

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