テニス=年間1位確定のジョコビッチ、マッケンローの記録目前

テニス=年間1位確定のジョコビッチ、マッケンローの記録目前
 9月14日、男子テニスのノバク・ジョコビッチは、全米オープン男子シングルスを制してグランドスラム通算優勝回数を10に伸ばし、今季終了時の世界ランク1位のポジションを早々と確定した(2015年 ロイター/Susan Mullane-USA TODAY Sports)
[ロンドン 14日 ロイター] - 男子テニスのノバク・ジョコビッチ(28、セルビア)は、全米オープン男子シングルスを制してグランドスラム通算優勝回数を10に伸ばし、今季終了時の世界ランク1位のポジションを早々と確定した。
ジョコビッチは2014年7月より世界1位をキープしており、1位在位記録では11月にジョン・マッケンロー(米国)の170週を抜くことに。歴代最長記録はロジャー・フェデラー(34、スイス)の302週で、ピート・サンプラスの286週、イワン・レンドルの270週、ジミー・コナーズの268週と、米国勢が続く。
ジョコビッチがフェデラーと戦った全米オープン決勝戦の解説を務めたマッケンロー氏は、ジョコビッチについて「34歳になった頃にはグランドスラムを16─17回制しているかもしれない」と、強さを認めた。
決勝で圧倒的なフェデラーへの応援をものともせず冷静さを貫いたジョコビッチは、「妻と息子がいる私生活の充実がことしの強さの源」とコメント。「テニスを愛しており、結果が出ていることが戦い続ける意欲につながっている」とも語った。

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