「金正恩が核放棄? ヒトラーにだまされたチェンバレンのように偽装平和に惑わされるな」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.22 16:20
--金正恩のメッセージの真意を信じることができない理由は。
「トランプ大統領が首脳会談を受け入れて10日以上経つが、北朝鮮政府は非核化のための首脳会談をするといういかなる発表もしないでいる。金正恩は1月1日の新年の挨拶で『核兵器は北朝鮮政権の強力な宝剣』と述べ『北朝鮮が永久的な核強国という現実を米国は認めなければならない』という決意を明らかにしたが、この決心を突然変えたといういかなる証拠もまだ見つけることはできないでいる。鄭室長が北朝鮮訪問後の記者会見で『金委員長は北朝鮮に対する軍事的脅威が解消され、体制の安全が保障されるなら非核化の用意がある』と述べたがこの言葉は北朝鮮と交渉をしたことのあるベテラン外交官ならこれまで幾度となく耳にした言葉だ。一言で、米国が使う非核化の意味と北朝鮮の非核化のビジョンは全く違う」
--非核化の意味はどのように違っているのか。