中国消費者のオンラインショッピングの1週間における平均利用時間とモバイル端末でのオンライン決済利用率がいずれも世界1位で、中国消費者のオンラインショッピング利用頻度が世界一であることが、オンライン決済サービスを提供する米企業ペイパル（PayPal）が8日発表した報告書からわかりました。

　中国の消費者が毎週、オンラインショッピングに使う時間は平均387分で、世界市場の週平均202分より3時間余り多くなっています。また、モバイル端末でのオンライン決済の利用率においても、中国消費者はトップに立ち、回答者のうち利用していないと答えたのはわずか10％で、世界平均の42％に比べて極めて低い数値でした。

　また、電子商取引が発達しているアメリカやドイツなどに比べ、中国、ブラジル、ロシアなどの消費者の方がモバイル端末でオンラインショッピングと決済をより好んで行っているということが報告書から読み取れます。（玉華、小山）暮らし・経済へ