宝くじの1等が当選する確率は? 1500万円分(約50000枚)の宝くじを購入した結果をシミュレート

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今年の年末ジャンボ宝くじは1等前後賞合わせてなんと6億円という史上最大の金額で話題になっている。ちなみに1等4億円は68本、前後賞の1億円が136本なのだそうだ。一見した感じでは「毎年200名以上が億万長者!」とまさにドリームジャンボの名に相応しい夢を見られるのだが、実際その当選確率は何%ぐらいなのであろうか?

調べていくうちに、砂漠の砂の中から金粉を探し当てるほど、1等の当選確率が低いということが判明した。これが以下のデーターである。

データーによれば1等の当選確率は驚くことに1000万分の1である。これは交通事故で死ぬ確率が1万分の1なので、それよりもはるかに低い確率。カジノと比較すると、カジノで億万長者になる確率が60万分の1なのだそうだ。カジノよりも億万長者になる確率はずっと低いのである。

さらには元金が返ってくる7等で10分の1。当たった! と喜べる当選金額10万円分でも1万分の1である。これでは割に合わないのではないだろうか。

「ここで買えば当たりやすい」といわれる“高額当選したという宝くじ売り場”も存在するが、実のところ、どこの店でクジを購入しようが当選確率に変わりはない。その売り場で大勢の人間が宝くじを購入すればするほど、その売場での高額当選者は出やすくなるからだ。なので、どこで買おうが行列をなして並んで買おうが、当選確率は全く一緒だというのが答である。

しかしながら買わなきゃ当たらないというのも事実であるし、実際に当選したラッキーな人も存在することは忘れてはならない。

だが、その大金を手に入れるためには1枚300円のリスクを支払い、1000万分の1を目指してどれだけの可能性でドリームチャンスをゲットできるのだろうか?

そこで『web宝くじシミュレーション』というものがあったので、これでシミュレーションしてみた。(2011年度バージョン)

http://homepage2.nifty.com/kaz/takarakuji/sim-nenmatsu.htmlより

100万円購入したシミュレーション

当選金額:25万1200円
収支:-74万8700円

150万円万円購入したシミュレーション

当選金額:36万円
収支:-114万300円

500万円購入したシミュレーション

当選金額:125万4800円
収支:-374万5300円

1000万円購入したシミュレーション

当選金額:234万3200円
収支:-765万7000円

1000万円を購入しようがそれでも4等の50万円には手が届かなかった。1300万円購入したころを過ぎたころにようやく、4等の50万円が当選した。

当選金額:363万4500円
収支:-955万2600円

そして1500万円分(5万枚)の宝くじを購入した結果…

シミュレーション結果
購入金額1500万円

購入枚数 5万枚

当選枚数 5574枚

7等 300円 5000枚当選 150万円

6等 3000円 529枚当選 158万7000円

5等 1万円 44枚当選   44万円

4等 50万円 1枚当選 50万円

3等以上 なし

購入金額1500万円 当選金額 402万7000円 収支(合計)-1097万3000

マイナス1000万円以上の大赤字となってしまった。

このような結果を見ても1000万分の1の可能性を信じて宝くじで夢をつかもうとするかどうかは、購入するあなた次第である。

http://www.jabezadvisory.com/takarakuji/より画像引用

※この記事は、ゴールドラッシュの「横山緑」が執筆しました。[リンク]

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横山緑

暗黒放送Pの横山緑(フリージャーナリスト)は言論弾圧を許さず、マスコミどもが目を背けるニュースを記事にする日本執筆倶楽部2位のプロのライターだ。仕事よこせ!

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