レファレンス事例詳細
- 事例作成日
- 2016年02月29日
- 登録日時
- 2016/02/29 12:23
- 更新日時
- 2016/02/29 12:23
- 管理番号
- 2016-13
- 質問
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解決
「いただきます」という言葉は、外国では
なんと言うのでしょう?(4年生児童)
- 回答
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「いただきます」という言葉を他国で何と言うか、
8類を中心に調べることのできる資料を提供した。
- 回答プロセス
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報告書を書こうという国語科の単元で、それぞれの
興味関心のあるテーマに添って調べるためにクラスで
来館した児童。
その中の1人が「いただきます」という日本語について
外国では何と言うのだろうと疑問をもった。
「ありがとう」「こんにちは」「さようなら」など
各国の言葉が一覧できるように記載された資料が
みつかった。
「いただきます」については、本校の昼食前の言葉に
「多くのいのちと、みなさまのおかげにより、このごちそうをめぐまれました。
深くご恩を喜び、ありがたくいただきます。」というものがある。
いのちをいただくことのすまなさとありがたさを
言葉にして心を込めて発声することはとても大切なことであるのだ。
一方、他国では神に感謝するお祈りを捧げたり、
人よりも先に食べる時に「お先に」という意味の
言葉をかけるとのこと。
また、ごちそうする側が「たくさん食べてください」と言い、
いただく側が「ありがとう」と言ったりするらしい。
お料理を作ってくださった方を目の前にしてのみ
感謝の言葉を言う国もあった。
結果として、特に決まった表現はないとのことだ。
ということは、日本で必ず食前に言う「いただきます」という
言葉の持つ独自性が際立った研究報告となるのでは
ないだろうか。
私達は自然の恵みや生物のいのちをいただき生かされている。
そのことに感謝して発する「いただきます」という言葉を
持つ日本という国と国民性のすばらしさまでもが
浮き彫りになった研究報告書作成になった。
- 事前調査事項
- NDC
- 参考資料
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こんにちは・おはよう : 世界のあいさつ. ポプラ社. (国際理解教育にやくだついろんな国・いろんなことば ; 2)
http://iss.ndl.go.jp/books/R100000004-I000745125-00 , ISBN 4591050815
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こんにちは・おはよう : 世界のあいさつ. ポプラ社. (国際理解教育にやくだついろんな国・いろんなことば ; 2)
- キーワード
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- あいさつ
- いただきます
- 外国語
- 照会先
- 寄与者
- 備考
- 調査種別
- 文献紹介
- 内容種別
- 国語科
- 質問者区分
- 小中学生
- 登録番号
- 1000188695