俳優 堀田眞三(グランパ)です。

俳優 堀田眞三です。
日々感じる事を書き綴っています。気軽に遊びに来て下さい。

千葉 真一さんの 職業病

2006年07月30日 10時39分10秒 | Weblog
---親父---主役&監督の 千葉 真一先輩
「映画に掛ける情熱」には 今更ながら驚かされ触発された 若さって年齢の事だけではない

普段はアメリカに住み 日本の映画界を客観的に見ている からこそ「見える何か」がある
日本映画界が 歯がゆくって 仕様がないようだ

「ジャッキー・チェン」が 東映の京都撮影所に「千葉 真一」さんを訪ねて来た事があった 
ジャッキーが千葉さんの大ファンで TVの「キーハンター」の吹き替え無しの千葉さんの
アクションに惚れこみ刺激を受け 挨拶にわざわざ訪ねてきたらしい

千葉さんのような「アクションスター」になる事が 夢だったようだ
ジャッキーが 売れ始めた スターと認められだした頃の出来事 

「ワイヤー・アクション」も千葉さんが世界で最初に考えて取り入れた
今や 本家(日本)が分家(香港・中国・韓国・アメリカ)に完全に出し抜かれているが

「ブルース・リー」も「勝 新太郎」さんが 私の唯一の先生で「あこがれのスター」です
有名な セリフだが-----昔は 日本映画がアジア映画界のあこがれ・先生だった

韓国映画に最初に出演したのも 千葉 真一さんだった

<千葉さんの 職業病> テレビのヒット番組「柳生十兵衛」
----左の目を 刀のつばの眼帯で隠し 右目だけの 演技を4~5年間もやった
その後遺症で右の目が 殆ど見えなくなった----

-----お陰で 北海道の名医と出会い「手術」視力を取り戻し 矯正用のコンタクトをはめ
左右のバランスをとっている 時々右目が何かの時に「ぴか!」って光る時があってね
不気味だよ----

橋の欄干から走る列車に飛び乗る・高いところから飛び降りる・などなど----
長年のアクションのお陰で 全身凄い傷跡 体を張って生きてきた 勲章だろうが

今も一線で 体を張っている先輩 負けてはおれんな

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3 コメント

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感涙 (tik)
2006-07-30 15:47:41
グランパ様、ありがとうございます。



ずっと一緒に仕事をされてきたグランパ様だからこそ言える言葉に、とても感激しています。自分が、ずっとずっと、いつも心に思っていたことばかり。読み返す度、嬉しくて涙が出て来てしまいます。



 ジャッキー・チェン、ブルース・リー、共、好きで尊敬する映画人ですが、自分にとって、”傷だらけ”は、ジャッキー以前に、千葉さんの勲章でした。(”映画馬鹿”も!?失礼)



「ワイヤーワーク」も香港より早かったのですね。(どの作品だったのでしょうか?)

韓国は合作映画のことでしょうか?



千葉さんを見る度、千葉さんのコンタクトと共に、膝のサポーターや左腕の傷跡をチェックして、誇らしく思う自分です。



Ps.自分のサイトで、このお話を紹介させていただきたいのですが、よろしいでしょうか?つたないサイトですが、どうぞよろしくお願いいたします。
千葉 先輩 もっと頑張れ! (グランパ)
2006-07-30 20:27:04
tik さん 今晩は!



本物ですよ---千葉先輩 

我々が薄っぺら過ぎるんです

芸能界 全体が可笑しく成っている様に思います



勿論 私の千葉さんに感じている 素直な事 

ご紹介 頂ければあり難いです。
蘇っています (tik)
2006-07-30 21:57:36
グランパ様、ありがとうございます。



早速、お言葉に甘えさせていただき、ご紹介させていただきます。



コメントを読んでから、お二人の共演シーンが頭に浮かんでばかりいます。(「殺人スコッチ・・・」この格闘シーンはお気に入りです!「荒野の列車・・・」「蒸気機関車・・・」こちらも大好きな作品です。)



グランパ様の身体にも、沢山の勲章がきっと残っていることでしょう。(素晴らしい受け手あってこその主役です)これからも、お身体お気をつけて、頑張ってください!!

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