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貴景勝「押して横綱に」 綱とり場所へ稽古再開―大相撲

2020年12月01日15時13分

初場所へ向け稽古を再開した貴景勝=1日午前、東京都台東区の常盤山部屋(日本相撲協会提供)

初場所へ向け稽古を再開した貴景勝=1日午前、東京都台東区の常盤山部屋(日本相撲協会提供)

 大相撲11月場所で2度目の優勝を果たした大関貴景勝が1日、東京都台東区の常盤山部屋で稽古を再開した。四股などの基礎運動をこなし、綱とりを懸ける来年初場所(1月10日初日、東京・両国国技館)へ向け、「体もそんなに落ちていないし、いいスタートが切れている」と話した。
 大関として初めて賜杯を抱き、最高位を目指す場所に臨むが迷いはない。四つ相撲に比べ、突き押しは安定感に欠けるとも言われる。しかし、貴景勝は「自分には押し相撲しかない。小さい頃から目指してきたもので頂点に、横綱になりたいというのはある」。
 今後は18日から国技館の相撲教習所で行われる合同稽古にも参加する見込み。「成績を残さないと上がれない。とにかく一生懸命やることしかできない。あまり考えずに伸び伸びとやれたら」と平常心を強調した。

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