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函館新聞

東陣川のバス停移設 翔大鋼業が敷地提供、8日に供用開始【函館】

翔大鋼業の敷地内に設置したバスの待合所をPRする(左から)中村社長、森川明紀常務(森川組)、横山係長

 函館バス(高盛町)は、JR函館駅前から五稜郭地区を経由して上陣川方面に向かう路線バス「61系統」の停留所「東陣川」(東山町)を鉄筋工事業の翔大鋼業(西旭岡町、中村圭輔社長)の東山町の事務所敷地内に移設し、8日から供用を開始する。社会貢献活動の一環で、バス利用者の安全性向上のため、翔大鋼業が土地を提供し、待合所となるプレハブを管理する。中村社長(42)は「高齢者や学生など地域住民が快適にバスを待てるようになれば」と話している。

 同社は今年6月に新事務所を竣工。現行の「東陣川」の停留所は東山墓園線にあり、事務所からの距離は100メートルほど。地域住民や近隣の第2・新東山墓園を訪れる市民らが利用しているが、停留所が道路脇に設置されていることから、利用者が車の泥はねを受けるほか、冬場は雪が多いなどの問題があり「より良い環境でバスを待てるように」(中村社長)と、事務所新設に合わせバス待合所の移設を計画してきた。

 土地は事務所前の駐車場の一角を活用し、事務所の施工を手掛けた建設業の森川組(海岸町)がプレハブのほか、エアコンやいす、時計といった内部設備を寄贈。今後、供用開始に向けて待合所には看板を掲げ、同日の始発から61系統の上下線兼用の停留所となる。

 函館バス・バス事業部管理課の横山昴平係長(36)は「非常にありがたい取り組み。暑さ、寒さの両方に対応できる良い場所ができた」と目を細める。

 中村社長は「地域の皆さんの理解もあって工場は夜間も稼働できている。今回はその恩返しの意味もあり、待合所の設置でバスの利用者が増えたらうれしいし、社会貢献の取り組みを建設業・工事業のPRにもつなげていきたい」と話している。

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