天草エア新機が就航 天草と福岡、熊本、大阪結ぶ
保有航空機が1機だけの天草エアライン(熊本県天草市五和町)の新機が20日、就航した。あいにくの雨となったが、午前8時すぎ、第1便が天草空港から福岡空港へ飛び立った。
新機は、フランスのATR社製プロペラ機「ATR42-600型」(定員48人)。2000年に就航し、延べ約120万人を運んだカナダのボンバルディア社製プロペラ機「DHC8-103型」(同39人)の老朽化に伴い交代した。天草-福岡1日3往復、天草-熊本1往復、熊本-大阪1往復を運航する。
出発セレモニーには、航空ファンや市民ら約100人が集まった。天草エアの吉村孝司社長が「ATRは日本初導入。安全第一に運航し、愛される航空会社を目指したい」とあいさつした。
=2016/02/20 西日本新聞=