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過去のランキングが1年まるごとご覧いただけるようになりました。去年ヒットした 映画は? とふと疑問に思ったときに便利です。最新ランキングと併せてお使いください。毎週火曜日更新。

 

トップ10速報 4月2日更新
毎週火曜日更新
全米、および国内のボックスオフィス速報
駒井尚文 (編集部)
全米ボックスオフィス速報国内はこちら
4月2日発表(毎週火曜日アップデート)
全米週末興行成績 2002年3月29日~31日
(金額は見積です。興収確定後、順位が変動する場合があります。先週の順位は確定後のもの)
今週
順位
先週 タイトル/邦題 配給(日本配給) スクリ
ーン数
上映週 週末の興収($) 累計興収($)
1

Panic Room
「パニック・ルーム」

Sony
(ソニー)
3053
1
30,200,000
30,200,000
2
2

Ice Age
「アイス・エイジ」

Fox
(フォックス)
3333
3
18,580,000
117,300,000
3

The Rookie
「ザ・ルーキー(原)」

Buena Vista
(ブエナビスタ)
2511
1
15,800,000
15,800,000
4
1

Blade II
「ブレイド2」

New Line
(ヘラルド)
2707
2
13,175,000
54,919,000
5

Clockstoppers

Paramount
2540
1
10,100,000
10,100,000
6
3

E.T. The Extra-Terrestrial
「E.T. 20周年アニバーサリー特別版」

Universal
(UIP)
3007
2
6,100,000
24,300,000
7

Death to Smoochy

Warner Bros.
2164
1
4,285,000
4,285,000
8
9

A Beautiful Mind
「ビューティフル・マインド」

Universal
(UIP)
1560
15
4,000,000
161,000,000
9
6

We Were Soldiers
「ワンス・アンド・フォーエバー」

Paramount
(ギャガ・ヒューマックス)
2046
5
3,525,000
67,403,000
10
4

Showtime
「ショウタイム(原)」

Warner Bros.
(ワーナー)
2321
3
3,505,000
33,281,000

■「パニック・ルーム」が初登場で1位。「マトリックス」を上回る出足!
 今週は初登場が4本。まず1位には「パニック・ルーム」。「ファイト・クラブ」以来のデビッド・フィンチャー監督最新作に、主演は「アンナと王様」以来のジョディ・フォスター。オープニング3日間の成績は3000万ドルをクリアし、イースター時期の公開作品としては「マトリックス」の2780万ドルを上回る成績となった。続いて、3位の「The Rookie」は、デニス・クエイド扮する高校野球の監督が、メジャーを目指すという実話に基づく物語。監督は「真夜中のサバナ」「パーフェクト・ワールド」の脚本を担当したジョン・リー・ハンコック。そして5位には、世の中の時間を止められる不思議な時計を見つけた青年が主人公のSFアドベンチャー「Clockstoppers」。主演は「チアーズ」のジェシー・ブラッドフォード。もう1本、7位でデビューしたのが、ロビン・ウィリアムス主演のダーク・コメディ「Death to Smoochy」。共演にエドワード・ノートン、キャスリーン・キーナーほか。監督はダニー・デビート。初登場以外の作品に目を向ければ、「アイス・エイジ」が今週も2位にとどまり、早くも1億ドルを突破。そしてオスカー作品賞を獲った「ビューティフル・マインド」は、先週より順位を1つ上げている。

「パニック・ルーム」オフィシャルサイト
The Rookie オフィシャルサイト(英語)
Clockstoppers オフィシャルサイト(英語)
Death to Smoochy オフィシャルサイト(英語)



国内ボックスオフィス速報全米はこちら
4月2日発表(毎週火曜日アップデート)

東京週末興行成績 2002年3月30日&31日
(銀座・新宿・渋谷・池袋・上野5地区集計) 興行通信社提供

今週
順位
先週タイトル配給公開劇場上映週動員数(人)
1
2

モンスターズ・インク

ブエナビスタ

丸の内ピカデリー2ほか松竹・東急系

5
2
1

ロード・オブ・ザ・リング

ヘラルド/松竹

丸の内ピカデリー1ほか松竹・東急系

5
3

ブラックホーク・ダウン

東宝東和

日劇1ほか東宝系

1
4

ビューティフル・マインド

UIP

日比谷スカラ座1ほか東宝系

1
5
3

2002春 東映アニメフェア

東映

丸の内東映ほか東映系

5
6
7

ドラえもん のび太とロボット王国〈キングダム〉ほか2本

東宝

日劇2ほか東宝系

4
7
4

オーシャンズ11

ワーナー

丸の内ルーブルほか松竹・東急系

9
8
6

シッピング・ニュース

アスミック/松竹

丸の内プラゼールほか松竹・東急系

2
9
5

ミスター・ルーキー

東宝

ニュー東宝シネマほか東宝系

2
10
10

千と千尋の神隠し

東宝

日比谷映画ほか東宝系

37

■「モンスターズ・インク」が逆転。「ブラックホーク」「ビューティフル」が初登場
 公開5週目にして「モンスターズ・インク」が「ロード・オブ・ザ・リング」を僅差でかわして首位に立った。「ロード~」はすでに公開から26日目で興収50億円を突破しているが、「モンスターズ~」もこの週末で「ダイナソー」の最終興収49億円を抜いて、洋画アニメのナンバーワン作品となった。春休みシーズンが終わり、この両作品がどこまで持ちこたえるかが今後の興味の一つだが、ともに客層が幅広いので、ゴールデン・ウィークは余裕でワンツー越えしそうな雰囲気だ。そして今週は、初登場でアカデミー賞受賞作が2本登場。3位の「ブラックホーク・ダウン」と4位の「ビューティフル・マインド」だ。本来ならばどちらも首位デビューできそうな成績なのだが、上位2作の壁は厚く、この順位にとどまった。ちなみに、「ビューティフル・マインド」の全国のオープニング成績を見ると、一昨年オスカーを獲った「アメリカン・ビューティー」の20%増し、その前年の「恋におちたシェイクスピア」の25%増しとのこと。「ブラックホーク~」「ビューティフル~」ともに20億から25億円ぐらいの興収見込みというところだろう。ところで、今週も10位にとどまった「千と千尋」は前人未踏の興収300億円を突破した。また、すでに圏外ではあるが、「ハリー・ポッター」は同じく200億円目前である。

「ブラックホーク・ダウン」オフィシャルサイト
「ビューティフル・マインド」オフィシャルサイト

 

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