関西の殿堂、命名権売却へ ザ・シンフォニーホール
関西のクラシック音楽の殿堂とされるザ・シンフォニーホール(大阪市北区)を保有、運営する朝日放送が、赤字縮小のため同ホールの命名権売却を検討していることが22日、分かった。
同社は現在の交渉状況を明らかにしていないが、関係者によると、売却金額は「億単位の金額」を希望、「シンフォニー」の名前を残し複数年の契約を結ぶことなどを条件としている。ホールの保有、運営は同社が引き続き行う。
ザ・シンフォニーホールは1982年10月に開館。音楽ホールの理想とされる「残響2秒」を国内で初めて実現し話題となった。朝日放送は「音楽を支えるため、良きパートナーシップを得られる企業があれば交渉を進めたい」とコメントしている。
【共同通信】
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