な、なんと・・末広亭に談志登場! | 電撃ネットワーク ギュウゾウ ブログ『ギュウゾウ新聞』 Powered by アメブロ

な、なんと・・末広亭に談志登場!

ミ、ミラクルだ!


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帰国したら落語に行こうと決めていて、四月の末広亭上席にでもと思っていたが、急に思い立ち帰国早々に新宿へ。

昼の部にかなり良い面子が揃っていたので気になっていたが、とにかく時差ボケでヨレヨレだったので夜の部に。

遊雀の楽しい「初天神」が始まった頃に末広亭到着。

勢朝がホープさんの本を宣伝する感じの落語と言うか漫談と言うかで高座をつとめ、コントでホープ軍団。桂あやめの新作(?)の後は、人気者の談春。ここでぞろぞろとお客さんが入ってきて、椅子席は埋まって120~130人くらいの入りになる。もっと混んでいるかと思ったが、丁度いい入りじゃないですかね。

談春は「三人旅・押しくら」。
上方の「浮かれの尼買い」って噺だと思う。

20分があっという間に感じる楽しい話でお中入りのはずだったが…。
談春が座布団を引っくり返し、木賊刈が流れ、客席がざわざわ…・
めくり(末広亭の、昔の野球場にあった選手名ボードみたいなやつ)が「談春」からパタンと「談志」になると、客席からは「うおっ」という唸るような歓声と大拍手があがり、家元が私服で登場。

「呼ばれたんで来ました。こんな顔(色)です(パッと手を広げるポーズ)。元気です。ありがとう」(談志家元のしゃがれ声)

いやあ、これにはシビレた。


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中入りで外に煙草を吸いに出たら、ホープ師匠がいらっしゃったのでご挨拶。


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出演者も家元が来ることを知らなかったようで、楽屋はびっくりの嵐だったそうです。

中入り後も高座の枕は談志噺。

左談次は談志、圓生の話題から、前座時代の楽しい話で「町内の若い衆」。
桃太郎は柳昇師匠の話や圓生争奪戦の話から小噺。顔色が冴えなかったが体調は大丈夫かな。

紙切りの正楽さんの時には客席から「立川談志」のリクエストがあり、見事な紙切による談志が出来上がり喝采。横向きの家元が得意の手を広げるポーズが出来上がっていました。お見事!

トリは歌之介。講談調の龍馬伝。
地方で大人気の歌之介師匠。失言でくすぐっては扇子で自分のオデコをペシペシと叩く。これが最高にリズムがいい。見事な爆笑噺でトリをつとめました。

終演後は末広亭の隣で打ち上げの模様。
店に左談次師匠やら談春師匠やらが入っていく。
打ち上げは談志話を肴に盛り上がるんだろうなと羨ましく思うが、あたしゃ落語の人じゃないからねえ、もちろん打ち上げには行けないので未練がましくしないで退散。

時差ボケがふっとんだ。

家にちょうど届いたばっかりの談志プレミアムベスト「金玉医者」を聴きながら余韻に浸ろう。





めくりの画像は「ベン村さ来」さんから拝借しました。

いやあ、値打ちがある末広亭となった。


・・・・・

《第19回三派連合落語サミット》


【昼の部】
(12:00~16:20)

落語 滝川鯉朝
落語 立川雲水
バイオリン マグナム小林
落語 林家染雀
落語 立川談幸
コント 青年団
落語 桂竹丸
落語 立川志らく
~お中入り~
漫才 ナイツ
落語 林家彦いち
落語 立川談笑
曲芸 ボンボンブラザース
落語 春風亭昇太
※昼夜入替制


【夜の部】
(17:00~21:00)

落語 春風亭一之輔
落語 春風亭百栄
漫謡 姉様キングス
落語 三遊亭遊雀
落語 春風亭勢朝
コント ホープ軍団
落語 桂あやめ
落語 立川談春
~お中入り~
漫謡 東京ボーイズ
落語 立川左談次
落語 昔々亭桃太郎
紙切り 林家正楽
落語 三遊亭歌之介

【一 般】3,000円
【シニア】2,700円
【学 生】2,500円
【小学生】2,200円