韓国、「慰安婦」テーマに展示へ…仏の漫画祭【パリ=三井美奈】来年1〜2月にフランスで開かれる「アングレーム国際漫画祭」で、韓国政府や作家団体が、いわゆる従軍慰安婦問題をテーマに展示を行うことが決まった。 漫画祭事務局が発表した。 韓国側には、欧州各国の日本漫画ファンが集まる行事を使い、歴史問題で日本批判を強める狙いがあるとみられる。 在仏日本大使館は事務局に対し、「一国の主張をそのまま伝えることは、『漫画を通じた国際理解』という同祭の趣旨に沿っていない」との見解を伝えた。 同漫画祭は仏南西部アングレーム市で毎年開催される欧州最大級の漫画イベント。事務局のアジア担当者ニコラ・フィネ氏は、「(慰安婦問題で)日韓の対立があることは認識しているが、問題が難しいからといって断る理由にはならない」と述べた。 (2013年12月1日11時28分 読売新聞)
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