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「反オバマ」初の全米集会 保守派ティーパーティー
米政府の歳出削減や減税などを訴え、反オバマ(大統領)色を強める保守派運動「ティーパーティー」の初の全米集会が6日、テネシー州ナッシュビルで開かれた。集会ではペイリン前共和党副大統領候補(前アラスカ州知事)が基調演説し、同運動を英国からの独立に次ぐ「もう一つの革命」と呼んだ。
民主党の政策は「大きな政府の下で(国民生活を)不安定にさせ(国家財政の)負債が増える」と批判。オバマ氏の外交政策も敵との対話が多すぎ「強い姿勢が必要」と述べた。
集会が開かれたホテルの会場の参加者はほとんどが白人。ティーパーティーの主張は米社会が抱える人種や貧富の間の分裂を象徴している。昨年4月以降、本格的に各地で集会を開いてきたティーパーティーは、独立運動につながった1773年の「ボストン茶会事件」にちなみ名付けられた。(共同)